【英才個別学院 イオン南砂校】 室長の上田です。
先日、三砂中2年生の数学のテスト分析をしてみましたが、
好評だったので、二南中の3年生のテスト問題も分析してみました。
今回のテストは
【知識・技能】62点 【思考・判断・表現】28点 【主体的な学習に取り組む態度】10点
という配点でした。
さて、細かく見ていきましょう。
【1】多項式の展開の問題 各2点×12問
(1)基本的な規則にのっとっての計算問題 3問
ワークとほぼ同じ問題でレベルA1問 B2問
(2)乗法公式も使う問題 4問
ワークに同じ問題が多い レベルA3問 B1問
(3)乗法公式も使うし、置き換えなど少しレベルの高い問題も配置されている 5問
いずれもワークに類似問題があり レベルA3問 レベルB2問
【2】平方根の問題 各2点×5問
(1)と(5)はワークからそのままでています。AとBを各1問ずつ
(2)(3)(4)もそれぞれワークに類似問題あり A2問 B1問
【3】平方根の計算 各2点×8問
(3)はそのままワークから抜粋 A問題
他はレベルAの類似問題が6問 Bが1問
最後の(8)は類似問題がBからでちょっと難しい込み入った問題でした。
【4】相似の問題 2点
ワークの例題とほぼ同じでした。
【5】相似の問題 各2点×5問
(1)用語
(2)①②ワークにがっつり類似問題ありました
③はないのですが、冷静になれば大丈夫 相似とわかれば後は中1の知識で解けます。
ここも冷静になれることが鍵ですね。
(3)これは先生が独自に作った問題の可能性があります。ちょっと難しく感じたでしょう。
ここまでが【知識・技能】の問題です。全部で62点。
どの問題もワークをやってしっかりと練習をしていればとれる問題です。ただ【5】(3)がちょっと手ごわいでしょう。
それを落としてしまっても、6割は得点を確保できる構成といえるでしょう。
次が厄介な【思考・判断・表現】の問題です。28点分!
【6】相似の問題 各2点×2問
(1)ワークに類似あり A
(2)ワークからそのままです A
【7】平方根のいろいろな計算・利用の範囲です 各3点×4問
(1)~(4)すべて学校ワークに類似問題がありました。
(1)(2)はB問題
(3)はワークの確認テストのところ
(4)の簡単な形がAでありましたが、英才のテキストには同じ問題がありました。
【8】平方根の利用 3点
学校ワークをそのまま プラスαの問題でした レベルB
【9】相似の利用 3点
学校ワークそのままでしたが、数字だけかえてありました A問題から
【10】相似 4点と2点
学校ワークからそのままでした。(1)はそのままで(2)は数字だけ変えていました。
B問題から
【11】平方根の利用から証明 各2点×5
見たことのない形式でちょっと解きにくさを感じたかもしれません。
でも冷静にみると、平方根の証明のところの問題です。
長めの文章に見えますが、冷静に対応できれば大丈夫な問題でした。
このようにみると、ぼぼ学校ワークからの類似問題で構成されているテストであることがわかります。
ただ、後半はやはりB問題からの出題が多いですね。
今回は問題量も比較的多めだったように思います。
ただ、ベースはワークをしっかり練習をして、問題をみたら
「あ、あの解き方を使えばいいんだな」とすぐにわかれば大丈夫、という問題の作りかたでした。
要は、しっかりと時間をかけて、演習を積み重ねておくこと、60点オーバーを狙うならB問題もしっかりと
やりこんでおくこと。
では、70点以上を目指すにはどうするか、80点以上をめざすにはどういう対策をしたらいいか・・・。
気になりますね。
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