【英才個別学院 イオン南砂校】 室長の上田です。
二砂中3年生の数学のテスト分析です。
観点別の配点は【知識・技能】53点 【思考・判断・表現】42点 【主体的に・・・】5点
若干、知識技能が少ない配点のようにも見えます。内容をみてみましょう。
【1】多項式と単項式の乗除の計算 (知識・技能)各2点×4問
学校ワークからそのままというわけではありませんがすべてワークの類似問題です。
A問題→3問 B問題→1問
【2】多項式の乗法 (知識・技能) 各2点×6問
A問題→4問 B問題→2問
【3】公式を用いた因数分解 (知識・技能)各2点×6問
A問題→5問 B問題→1問
【4】置き換えを用いた展開・因数分解、工夫して計算 (思考・判断・表現)各3点×4問
いずれも類似問題です。
(1)→章のまとめ (2)(3)(4)→B問題
【5】工夫して計算 (思考・判断・表現)各3点×2問
(1)→B問題 (2)→そのままB問題から出題
【6】多項式の計算の証明 (思考・判断・表現)3点と7点
いずれも章のまとめ問題から類似問題
【7】多項式の計算の証明 (思考・判断・表現)各2点×3問 1点×1問
通常は平面図形を用いての証明ですが、珍しく空間図形を使っての証明でした。
教科書、ワークにも空間図形を使った証明問題は扱っていませんでした。
ただ、誘導している証明で穴埋めなので、1年生の内容を思い出して落ち着ければ
解ける問題です。しっかり落ち着き見極められるかが鍵でした。
【8】平方根 (知識・技能)各2点×6問
(1)(ア)→そのままワークからA問題 (イ)→A問題
(2)(3)すべてA問題の類似です。
【9】平方根 (思考・判断・表現)2点
教科書、ワークには類似問題はありません。
少し難しめの問題を扱う問題集ではあつかっています。
ただ、まったく突拍子もない問題かというと、そうでもなく、
平方根の計算をしっかりと演習してきていれば
「こうやって解く!」というのがわかる問題です。
配点は2点ですが、良問といえるでしょう。
【10】図形の相似比(知識・技能)各1点×3問
いずれも類似でA問題から
【11】相似の条件 (知識・技能)各2点×2問
いずれも類似でA問題から
【12】相似比の計算 (知識・技能)2点
類似問題でA問題
【13】相似の証明 (思考・判断・表現)5点
類似問題でB問題
【14】多項式の展開 (主体的に・・・)3点と2点
類似の因数分解の問題はみたことがあるかもしれませんが、
間違いを探して正しい計算に導く・・・
ちょっと難しく感じる問題でしょう。
どこが間違っているのか、計算の法則を理解したうえで、
しっかりと見極める力が必要となります。
3年生で学習したものだけというより、1年生で学んだマイナスがついて()を外すと、
あるいは、()をつけると・・・というところに気が付いて考えることができればOK。
ただ、答えを導くのではなく、自分で①みつける、②書いて示す(表現する)
③正しく導くという一連の流れが必要になります。
今回は86点分が学校ワークや教科書からの類似問題で構成されていました。
A問題B問題の違いはありますが、ワークを繰り返し練習しておくことはいずれにしても大切ですね。
C問題は先生の予告通り、出ていません。
ただ、ワークにも教科書にも載っていない、見たことない!!と感じるであろう問題が
14点分ありました。【7】【9】【14】がそうです。
ただ、それまでの学習内容を使って、思い出して、知識を総動員させれば解ける問題といえるでしょう。
さぁ、どうやって、80点をめざすか、どうやって90点をめざすか、
相談にのります。
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