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5ラウンド制って?

2024.04.03 | 知識・雑学コーナー

5ラウンド制って?

5ラウンド制って?
英才個別学院戸部校のブログをご覧の皆様、こんにちは。

こちらでは、横浜の戸部・平沼エリアの生徒さんを指導しています。

横浜市を中心に進められている5ラウンド制ってご存知ですか?
最近、こちらの制度を採用している中悪に進学予定の
保護者さんからご相談いただくことが多いのですが、
これは一部の中学校で採用されている英語の学習方法なんです。
この近辺ですと採用しているのは西中ですね。
簡単に言いますと1年間で1冊の教科書を5周する、というものですが、
1周ごとにテーマが変わり、終わったら次のテーマで1周、
という流れになります。

・リスニング
・音・文字の一致
・音読
・穴あき読解
・再現・説明

一般的に言いますとこの流れで進みます。
もちろん学校毎に多少の違いはあります。

つまり、中学校に入学して、英語の授業が始まります。
最初にやるのはABCからですが、その後からリスニング、
つまり「音」を聞いていくことが始まります。
テストは、教科書本文の穴埋めが出たり、
教科書の横に書いてある太字の単語が出がちです。

また、西中であったのは、
正確な意味ではなく、文の広がりを重視していた時がありました。
つまり聞かれたこと以外にも周りの情報が理解できているか
しっかり読めているかが大事となるそうです。

また、お題に対して英語で好きに作文をする問題などが、
書けば書くほど評価が高くなるという、英語に対しての自由度、
楽しさをフォローするようです。

また、ここまで覚えた振り返りシートで身についた文法を提出します。

という感じで、教科書の構成とは違い、
この5ラウンド制を導入している学校はかなり特殊な進み方、テストをします。

この流れで特筆すべきは「文法」がないこと。
ラウンド制では読んで身に付けるという考え方になるんですね。

結果的に単語が読めるが書けない、という子が出てきたりします。

一番考えなくてはならないことが、
高校入試の制度がこのラウンド制に対応していないという事。

全ての中学で導入されれば入試の制度も変わると思いますが、
もう少し先になるでしょう。

このラウンド制だけで言うと、
読む、聞く、書く、話す、の4項目には近づきますが、
入試問題に即した模試でなかなか結果が出ないことが不安視されます。

これからどんどんこの5ラウンド制は広がっていくそうです。

全ての学校で採用されるまでは、
文法、単語と1つづつ積み上げていくことが大事だとは思います。
英才で頑張ってくれている生徒さんたちは、
文法や単語もしっかり対策をしているので、
逆に5ラウンド制だと結果が出やすかったりしています。

まずは今、何をすべきかを考え、そこに向かって対策を取っていきましょう。

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