テスト分析 | 中学1年生・数学
稲城第四中学校 1年生
数学 第1回定期考査
出題傾向と対策ポイント
英才個別学院 矢野口校 独自分析レポート
JR南武線「矢野口駅」周辺にお住まいのみなさま、ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。稲城・矢野口エリアの塾・個別指導の 英才個別学院 矢野口校 教室長の青木です。
今回は、稲城第四中学校1年生の数学 第1回定期考査を当校で独自に分析しました。テスト返却後の振り返りに、ぜひお役立てください。
「計算はやっていたはずなのに、思ったより点数が伸びなかった」
「どこで失点しているのかがよくわからない」
「次のテストに向けて、何から手をつければいい?」
こういった声を、テスト返却後によくお聞きします。「何点取れたか」だけでなく、「どの問題で・なぜ失点したか」を把握することが、次回に向けた行動の出発点です。
📊テスト全体の概観
全体の配点構成と難易度を一覧で確認します。
| 大問 | 内容 | 配点 | 難易度 |
|---|
| 大問1 | 適語選択 | 3点 | ★★★ |
| 大問2 | 四則計算 (負の数・累乗) | 40点 | ★★★ |
| 大問3 | 小問集合 | 18点 | ★★★ |
| 大問4 | 小問集合 (思考系) | 27点 | ★★★ |
| 大問5 | 記述問題 | 12点 | ★★★ |
| 合計 | 100点 | — |
全体を通して、知識・技能が61点、思考・判断・表現が39点という構成です。「計算ができる」だけでは高得点が取りにくく、概念の理解と言語化が求められる問題が全体の約4割を占めています。
🔍大問別 詳細分析
大問1|適語選択
知識・技能 / 3点 / ★☆☆ 易
乗法・除法に関連した用語の中から、正しいものを選ぶ問題です。配点は小さいですが、「乗法」「逆数」「符号」などの用語を曖昧にしたまま計算だけをこなしている場合に見落としやすい問題です。数学の用語は、意味の理解とセットで定着させることが重要です。
↓ 実際の試験問題(抜粋)
大問2|四則計算(負の数・累乗) ※最重要
知識・技能 / 40点 / ★★☆ 標準
このテストの最重要ブロックです。40点分が四則計算に集中しており、
ここでの得点率がそのまま最終スコアに直結します。特に注意が必要なのは、
累乗の位置(括弧の内側か外側か)の読み取りです。
- (−2)² → 「−2の2乗」= +4(括弧の中身ごと2乗する)
- −2² → 「2の2乗に負の符号」= −4(符号は後からつける)
見た目は似ていますが、答えが正負ごと異なります。計算力があっても落としやすい箇所です。符号の扱いと演算の順序を正確に処理する反復練習が、大問2攻略の核心になります。
↓ 実際の試験問題(抜粋)

⚠️ 累乗の括弧の有無を「なんとなく」で処理していると、このブロックで大量失点するリスクがあります。
大問3|小問集合
知識・技能 / 18点 / ★★☆ 標準
9問の独立した小問で構成されています。各問は比較的独立しているため、
理解できている単元では確実に得点できるブロックです。
- (1) 符号を用いた数値表現/(2) 整数を選ぶ問題/(3) 文章の正誤判断
- (4)(5) 素因数分解/(6) 絶対値/(7)(8) 大小関係/(9) 累乗の表し方
絶対値 [(6)] や大小関係 [(7)(8)] は
数直線上での位置という概念的な理解が伴っていないと混乱しやすい問題です。
↓ 実際の試験問題(抜粋)
大問4|小問集合(思考・判断・表現)
思考・判断・表現 / 27点 / ★★★ 難
選択形式ではあるものの、
「なぜそうなるのか」を理解していないと選べない問題が含まれています。特に注目すべきは以下の2問です。
- (8) 素数のうち2以外がなぜ奇数か:2以外の偶数は2を因数に持つため合成数になる、という構造の理解が必要。
- (9) 除法を先に乗法へ変える理由:計算手順の変換が何のためにあるかの理解が必要。
単純な暗記では対応しきれない
概念の定着度が問われるブロックです。
↓ 実際の試験問題(抜粋)
大問5|記述問題(思考・判断・表現)
思考・判断・表現 / 12点 / ★★★ 難
3問すべてが記述式です。「計算できる」だけでなく、
数学的な概念を自分の言葉で説明する力が求められます。
- (1) −3<+7>−4 と書いてはいけない理由:3数を比較するときは不等号の向きを統一する必要がある、という説明。
- (2) (−2)×21×(−5)の計算の工夫:(−2)×(−5)=10 を先に処理すると簡単になる、という説明。
- (3) 負の数同士の大小を絶対値で説明:「絶対値が大きい負の数ほど小さい」という関係の説明。
自分の言葉で論理的に説明できるかが、他の生徒と差をつける部分になります。
↓ 実際の試験問題(抜粋)
💡このテストから見えた3つのポイント
次回テストに向けて押さえるべきこと
① 大問2の計算力が、すべての土台
40点分の計算問題は、他の大問の基礎にもなっています。符号の処理と累乗の読み取りを正確に行えるよう、反復演習で精度を高めることが最優先の課題です。
② 「なぜ」を言えるかどうかが差をつける
大問4・5の39点は、概念の理解と言語化が求められます。答えを出せても「なぜそうなるか」を説明できない場合、思考・表現系の問題で大きく失点します。
③ 記述問題は「書いた量」が出る
大問5の記述問題は、書いて説明する練習をしていないと本番で手が止まります。日頃から自分の言葉で説明する習慣をつけることが、得点力を高める最短ルートです。
🏫矢野口校での次の一手
今回のテスト分析を踏まえて、当校では以下の観点で次回に向けたサポートを行っています。
| テスト前 | 稲城第四中の過去問・出題傾向を分析し、重点単元を絞った演習を実施します。「大問2の計算パターン」「大問5の記述形式」を事前に把握した上で対策を組み立てます。 |
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| 授業中 | 「答えが合っているかどうか」だけでなく、「なぜその答えになるか」を生徒自身に説明させる指導を行っています。大問4・5の思考系問題への対応力に直結します。 |
|---|
| テスト後 | 返却されたテストをもとに「どの問題で・なぜ失点したか」を生徒と一緒に確認し、次回の学習計画に反映します。結果を次の行動に変換するプロセスを大切にしています。 |
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「テストが終わったらおしまい」ではなく、結果を次の行動に変換することが成績の伸びに直結すると考えています。今回のテストについて気になることがあれば、まずはご相談ください。
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英才個別学院 矢野口校 | 教室長 青木 大河
記事担当:内野 優人