2025.10.23 | 小学生の方はこちら!
【中学受験の基礎知識】算数における「特殊算」とは? その本質と学習の意義
こんばんは!
千石・巣鴨・白山・本駒込エリアにある個別指導塾
英才個別学院 千石駅前校です!
中学受験の算数では「特殊算」という言葉をよく耳にされるかと思います。これは単なる計算テクニックではなく、お子様の論理的思考力と問題解決能力を飛躍的に伸ばすための、非常に重要な学習分野です。
今回は、この「特殊算」の本質と、ご家庭でのお子様への声かけのヒントについてお伝えします。
特殊算とはそもそも何か、、、それは「方程式を使わないための論理的な解法」です
「特殊算」とは、中学で習う「方程式(xやyを使った計算)」をまだ習っていない小学生が、複雑な問題を解ききるために編み出された、
パターン化された解法の総称です。
小学校で習う算数が「四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)」をまっすぐ使うのに対し、
特殊算は問題文に隠された数量の関係を、図や表を用いて論理的に整理する能力を要求します。
つまり、特殊算の学習は、「与えられた道具(四則演算)の中で、いかに工夫して答えを出すか」という思考力を鍛える訓練なのです。
特殊算の代表例と、それが育む能力は以下の通りです。
つるかめ算 仮説検証能力:「もし全てがAだったら」と極端に仮定し、差分を修正する論理力。
旅人算 相対的な視点:向かい合う速さ(和)や追いかける速さ(差)という概念を理解する力。
仕事算 全体量の設定:全体の仕事量を「1」や「最小公倍数」と仮定し、全体から逆算する思考力。
特殊算を学ぶ過程で、お子様は「なぜそうなるのか」「どの公式を使うべきか」で戸惑うことが多くなります。
✕ 悪い声かけ
「また間違えたの?」「公式を覚えなさい」
〇 良い声かけ
「この問題は、どの『ワザ』(特殊算)が使えそう?」
「どうしてそのワザを選んだのか、図をかいて説明してみて」
「答えが出なくても、最後まで考えたプロセスが大事だよ」
大切なのは、答えを出すことよりも、「問題を線分図などで整理する過程」と、「解法を選んだ理由」を言葉にさせることです。
これが、特殊算を通じて身につけるべき真の論理的思考力です。
当学院では、特殊算を図や具体例を用いて視覚的に指導しています。
ご家庭ではぜひ、結果ではなく「思考の過程」を温かく見守ってあげてください。