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高3だけが受験生じゃない?!

2023.09.10 | お知らせ

高3だけが受験生じゃない?!

高3だけが受験生じゃない?!
教室長の細井です。

夏休みも終わり、高校三年生は受験に向けて一直線だと思います。

大学受験のスケジュール感としては

9月後半~10月中旬:推薦
1月中旬:共通テスト
2月上旬:私立大学一般入試
2月下旬:国立大学二次試験


といった感じでしょうか。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、

一般入試よりも、推薦の方が早く決まります!
そう考えると、早く進路を決めたいと思いますよね。

では、推薦で合格するにはどうすれば良いか。

大学受験の推薦は大きく分けて2種類です。
学校型選抜(指定校推薦)総合型選抜(旧AO入試)です。
学校型選抜は大学側から『あなたの高校からは〇人、うちの大学に合格させますよ』といった感じで
『高校ごとに枠数』が決まっており、高校内の成績で合否が決まります。
ただし『評定平均〇.〇以上で欠席日数△日以下』といった形の基準があります。
ネックとしては『基準を満たしていても不合格になる事がある』という点です。
その原因としては、先ほど記述した『学校ごとの枠数』が関係します。
高校内での枠数争いになるので、より高い評定平均をとっている生徒が選ばれます。


一方で、総合型選抜は大学・学部にもよりますが『うちの大学に入りたい人、集まれー』といった印象です。
当然、応募者が多くなる傾向にあり、必然と倍率も跳ね上がります。
大学側も定員がある為、誰でも入れるわけではありません。
その大学に入りたい想いが強いかどうかを重視します。
よって、面接や作文・小論文で、いかに自分をアピール出来るかが重要になります。
ネックとしては『基準が不明瞭』という事です。
面接でこれを言えば〇点!とか、小論文でこれを書くと△点!といった基準があいまいで、なおかつ『××点以上取れば合格出来る』といったものもありません。
上記の事から、総合型選抜は不確定要素が強い為、一本に絞るのは厳しいかなというのが率直な感想です。

そう考えると、いかに学校型選抜で合格するかが重要になります。
では、少し出てきた『評定平均』について。
評定=通知表の数字なので、内申点と同意ですね。

高校受験の時は、中3二学期の内申を意識していたかと思います。

しかし!

大学受験は違います!

評定平均という事で、平均という言葉が加わっています。
ここで重要なのが、いつからいつまでの平均なのか?という事です。

ずばり!
高校一年生から高校三年生一学期までです!

つまり、部活を引退してから頑張ればいいというわけではありません。
早ければ早い方が良いです!

例として…
高校2年生に上がった太郎君は『A大学に学校型選抜で行きたい』と思うようになりました。
A大学の基準が『評定平均4.3以上』です。
太郎君は一年生の評定平均は3.0でした。
残り二年生と三年生で、いくつの評定を取ればよいでしょうか?







考え方を見て行きます

三年間の平均で4.3=4.3*3=12.9が必要です。
太郎君は一年生終わりで3.0だったので、12.9-3.0=9.9が残りで必要です。
2年間で9.9なので、4.9と5.0です。
…残りの通知表全てでほぼオール5が必要という事ですね。

行きたい大学が見つかった時には、既に学校型選抜はほぼ無理
といったケースが本当に多いです。

行きたい大学が決まっていない、希望進路が決まっていない
=勉強しなくて良い
というわけではありません!

いざという時の為に、評定は取っておいた方が良いです!

大学受験に向けて、少しでも心配な事がありましたら、いつでもお問い合わせください!

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