前回、反省のための素材を用意しました。
①出典の確認
教科書? プリント? ワーク? ノートの記載が多い?
それが分かれば、
②難易度を把握する
③出典に対しての振り返り
ができます。
ワークからの基本問題が多く出されている、と分かれば次回に向けた対策も立てられます。
そして重要なのは、
④間違い傾向を把握する
A 暗記不足
→ 覚えるべきものをしっかり覚える。
妥協は一切なし、テストまでに100%覚えるまで暗記をやめない決意で日々取り組みましょう。
一人でできない、という生徒さんはいくらでも付き合いますよ!
B ケアレスミス
→ まずは「自分はミスをするのだ」という自覚を持ちましょう。
人間は誰でもミスをします。
そのミスを自分より先に先生に気づかれるから「失点」になるだけです。
自分のミスに自分が最初に気づいて直せば満点を取れます。
ですので、自分がミスしやすいポイントをしっかり把握してください。
繰り上がり、繰り下がり、スペルの順番、漢字の部首など、テスト前に演習を行うことで傾向が見えてきます。
C 思考力不足1
→ テストまでの演習量の差が出ます。
覚えるべきものをしっかり覚え、テスト前の演習量を増やしましょう。
D思考力不足2
→ 目標点によっては捨てていい問題です。
これら分析が済んだら、以下のことを考えてください。
①~③までの反省を生かすことができ、
Ⅰ ④のAをクリアできていたら何点取れていたか?
Ⅱ ④のA、Bをクリアできていたら何点取れていたか?
Ⅲ ④のA、B、Cをクリアできていたら何点取れていたか?
長くなりましたが、Ⅰが本来あなたが取れたであろう最低点、Ⅲが本来あなたが取れたであろう「手を伸ばせば届いた」点数です。
これで、今の実力から見える「現実的な目標」が見えてきたと思います。
ここで分かってほしいのは、「あなたには成長の可能性がある!」ということです。
やるべきことを正しく行えば、今よりも上のラインに行くことは容易です。
むしろ「もったいない」落とし方をしていませんでしたか?
君の可能性はこんなものじゃない!
頑張っていこう!