2021.06.28 | 勉強法
テストの目的
この1・2週間で近隣中学では期末テストがあり、返却があった学校、これから返却がある学校など様々ではございますが、テストには大きな目的があります。
・自分の現在地(点数や順位)を知ること
・理解できている・理解できていない単元や問題を知ること
・解きなおしをして同じ間違いをしないようにすること
・新たな目標を決めること
などがございます。
そのなかで、私は主に2番目の
・理解できている・理解できていない単元や問題を知ること
を重視しています。
それは勉強で一番危険なのは【わかった(理解した)つもり】だからです。
テストは感情なく〇か×で戻って参ります。(なかには△もありますが)
だからこそ、×の問題に対してどう向き合うかが大事になります。
そして×の問題を解きなおしをすることで改善し、新たな目標(次回の点数や順位)を決め、ゴール(目標達成)に向かうこととなります。
中学生くらいになると【今、授業で習っているものはやがてテストで出る】ということを理解していることでしょう。
そのため勉強が面白くないという生徒の大半は テスト=評価 と知っている生徒ということになります。
ただ テスト=評価 を知らない幼稚園生、または一部の小学校低学年などは皆声をそろえて【勉強は楽しい】と答えます。
この違いはなんなのでしょうか?
つまり本来勉強は楽しいものなのです。
その勉強の目的が【知る】ということから【評価】に変わり、それが【テスト】を介することからテスト嫌いになるというサイクルです。
ただ多くの生徒が勉強やテストを【必要】だとは理解しています。
昔の人は言いました。
好きこそ物の上手なれ
勉強を好きになるのは難しいかもしれませんが、ご自身の夢や目標のために逃げずに立ち向かえたら、自然と勉強やテストに対し【上手】になっているのかもしれません。
勉強は好きではないけど必要
と感じている生徒がいましたら、せめて【テスト上手】を目指してみませんか?
きっと夢や目的に近づくための点数や順位が上がってくるのではないでしょうか。