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作文の書き方③

2021.08.06 | 勉強法

作文の書き方③

作文の書き方③
起承転結

突然ですが、起承転結(きしょうてんけつ)という言葉を聞いたことはありますか?
中学生以上なら1度は耳にしたことがあるかもしれません。
作文や小論文を書く上で【大事】なことというのはわかるのですが、それ以上は・・・という人もいるでしょう。
本日はこの起承転結について記載致します。

起承転結とは文の構成です。
具体的には
起・・・物語や話の始まり
床・・・その詳細
転・・・逆転の発想やそれに対する改善
結・・・まとめ
といった感じです。

そしてこの起承転結にはそれぞれの配分があります。
配分というのは文字数に対してどのくらいの量を書くかということですね。
起・・・約10~15%
床・・・約35~40%
転・・・約35~40%
結・・・約10~15%
になります。
例えばあまりにも起が長すぎてもおかしいですし、他も然りです。

またそれぞれが大事であることは間違いないのですが、特に重要なのが【転】です。
それまで肯定してきた内容を一気に逆転の発想でひっくり返し、それに対する改善案こそがポイントとして大事になります。

1つ例を出しましょう。

【税金】について作文を書きなさいといった文を書くとき、
起と床でまずは大雑把な税金の歴史や必要性を訴えた上で、ご自身の税金に対する体験談(できればよい話)を書くとします。
そして転では、急に税金が普段の生活を苦しめていることを書きます。
しかし本当の苦しみとは税金がない世の中だと改めてひっくり返していくわけです。
最終的に結では税金は我々の生活や国を支えるもの・・・という感じで終わる形を取ったとします。

税金に対し良いイメージの方も悪いイメージの方もいるでしょう。
だからこそ自分の訴えたい内容を経験や体験から書きながらも、双方が納得しやすい書き方をしていくわけです。

作文はできる限り多くの人に読んでもらいましょう。
あくまで論文ではなく感想文に近いものなので、人の意見は非常に重要で参考になります。
また最も上達する近道ともいえますね。

苦手とは面倒とか言わずにまずは書いてみましょう。
書いているうちに周りの評価も変わってくると思いますよ。

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