2022.09.16 | 勉強法
英才個別学院 駒沢校「定期テスト勉強 その3「なんの科目から?」」
英才個別学院 駒沢校「定期テスト勉強 その3「なんの科目から?」」
(一学期の期末で配信したものです)
前回は「周回でのやり方」について書きました。
先週、自習に来ていた生徒のワークの状況をみましたが2周目をやっていた生徒がいました。その生徒が「時間がなくて全科目出来ない」と言っていたので少し書いてみようと思います。
まずは皆さんは1日何時間ぐらい空いてますか?
私のデータ(前教室)に基づくと
中学1年生・2年生は1.5~2時間。
中学3年生は(部活がある生徒)2時間ぐらい
(部活がない生徒)2.5~3.5時間です。
1.5時間で全科目やれってのはきついはずです。
前の教室で言っていたやり方は「芋づる式勉強法」。
この芋づる式勉強法はまず文系科目と理系科目に分けます。
(文系)英語⇒国語⇒社会
(理系)数学⇒理科
です。文系科目と理系科目は「暗記科目」と「論理科目」に分けることができます。よく英単語が覚えられないという生徒がいます。これは暗記を論理に置き換えようとして苦戦するのです。暗記は暗記。論理は論理と割り切って考える!
では「芋づる式勉強法」とはまず「暗記科目」の「英語」と「論理科目」の「数学」の二科目からスタートします。
一日二時間勉強できるとしてそれぞれ
英語1時間
数学1時間
合計2時間
とします。
ワークを一周目を行い、間違え数もバラバラになるはずです。そして二周目、理解度が仮に「論理科目」の数学が良かったとします。そしたら3周目は
英語1時間(3周目)
数学0.5時間(3周目)→理科0.5時間(1周目)
合計2時間
時間の配分を文系科目は文系科目に理系科目は理系科目にと分けていくのです。これが「芋づる式勉強法」の基本パターンです。毎日バラバラの科目やるのではなくまずは「英語」と「数学」からやっていきます。このやり方をしていくと別の意味で効用がわかったりします。それは自分は「文系タイプだな」「理系タイプだな」と意外な発見もあります。
勉強法で悩んでみたらこの方法を試してみてください。