2024.01.04 | コラム
七草粥ってなんで食べるの?
こんにちは。英才個別学院馬込校の澤です。
皆さんは良いお正月を楽しめましたでしょうか。
帰省に年越しそば、おせちにお雑煮など正月ならではの食事や、羽根つき、かるた、福笑いなどの正月の遊び、そして何よりも(?)ワクワクなお年玉など、エキサイティングなイベントが盛りだくさんで、あっという間のことだったのではないでしょうか。
さて、そんなお正月ですからほとんど暴飲暴食に近い食生活になりそうですが、1月7日というお正月の慌ただしさを少し抜けたタイミングで食べるものが七草粥ですね。
七草粥は春の七草である、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロをお米と一緒に炊いたお粥のことです。
さて、七草粥はなぜこのタイミングで食べられるようになったのでしょうか。
もともとは中国から伝わってきたもので、無病息災や立身出世を願って七つの野草を入れて作ったのが始まりで、鎌倉時代には日本でも食べられるようになったそうです。
それに加えて、正月のおせち料理などで荒らしてしまった胃腸の調子を整えるといった意味合いや、冬場に不足しがちな青菜を摂るといった狙いもあるそうです。
おせち料理などと比べるとちょっとわき役感のある七草粥ですが、皆様も食してみてはいかがでしょうか。