2021.07.24 | 勉強法
【高校生向け】お悩み別!現代文勉強法 後編
こんにちは、講師の加藤です!
今回の記事は、前回と引き続き現代文のお悩み別勉強法をお伝えしたいと思います。
悩み3
文章が長すぎて内容を忘れる・・・
入試問題では、何ページもある長い文章題も扱われます。確かに、なんとなく読んでいるだけだと、話の内容が様々なところに飛んで、最初にしていた話と全然違う話に帰着しているケースもあるでしょう。
おそらくこのお悩みを抱えている人は、「文章構造を理解できていない」に尽きると思います。筆者の主張は何で、反対意見はどんなものか?などなど、それを意識して読めると、話の内容が全然違って見える文章も、繋がってくるはずです。
では、文章構造の理解はどのようにトレーニングすればいいでしょうか?
おすすめしているのは2つ。1つは段落それぞれに「主張」「具体例」「反論」「(主張と反論の)比較」といった風に、段落が文章全体に働く役割を明記すること。もう一つは、段落ごとに簡単な要約をつけること。
こうすると話の内容も忘れないし、文章構造を掴むこともできます。
もちろん時間がかかるので、テストでやるのではなく、普段の勉強時間で取り組んでみてくださいね。
悩み4
記号問題で2択で迷って結局間違える・・・
これもあるあるな悩みだと思います。
この悩みは、おそらくですが、なんとなーく合ってそうだな?と思う答えを選んでいるケースが多いです。
長文読解には、必ず答えが文章中に隠されています。
じゃあなぜ迷うの?という問いに関しては、選択肢の文と文章の言葉が異なる言葉で言い換えられているからでしょう。
だから、まず選択肢を読んでみて、一つ一つ具に、これが文章中のどこと照合するかな?と考えてみることが大事です。
いかがでしたか?
皆様の長文読解の点数アップのお役になれれば幸いです!
ぜひ実践してみてくださいね!!