京浜急行空港線 大鳥居駅より徒歩3分
環状8号線沿いにあります、英才個別学院 大鳥居校 室長の伊藤です。
“モチベーション”
受験勉強のみならず、スポーツの世界などでも常に重要視されているこの言葉。
生み出すことも難しいですが、持続させることはより難易度があがりますよね。
ところで、みなさんは、“モチベーション3.0”という考え方をご存じでしょうか。
モチベーションと一言とっても、
「その中身はより詳細に、そして段階を経て人間には表れる。」
そういった考え方の一つです。
今回は、そんなモチベーション3.0の考えを学習に置き換えられないか
私なりに考えてみたことを記載していきます。
◆ モチベーション3.0とは
ここでいうモチベーションは「内発的動機付け」と言われるものを指します。
つまり、周りからの影響により生まれるやる気、
「お小遣いが上がるから勉強を頑張る!」
「欲しい服を買ってもらえるから勉強を頑張る!」
こういったものではなく、
「勉強が好きだから、点数を取るために頑張る!」
「自分の目標の達成に向けて頑張る!」
「もっといい点数を取りたいから頑張る!」
このような動機付けにより生まれるやる気を指します。
これは、自分の感情や考え方から生まれる自律的なモチベーションであると言う事です。
これらに共通する考え方は、
① 自律的 ② 成長実感 ③目的意識
この3つの要素がバランスよく組み込まれているという点にあります。
◆ モチベーションの段階とは
モチベーションが形成されるにも段階が存在します。
<モチベーション1.0>
「お腹がすいたからご飯を食べたい」
このような生理的な欲求からくるようなモチベーションを生理的動機付けと言います。
<モチベーション2.0>
「お小遣いアップのために頑張ろう」
これは、いわゆる飴と鞭作戦ですね。内発的動機付けとは対の外発的動機付けになります。
今までは、外発的動機付けによるモチベーション管理が一般的でしたが、
絶えずインセンティブを与え続ける事が困難な点や、自分で考える力が損なわれる可能性があるなど
様々な側面で持続させることが難しいと近年では言われるようになってきました。
ゆえに、
「常に自発的にモチベーションを生み出し続けられるようになること」
これが、これからの世の中に求められていると言う事です。
◆モチベーション3.0を生み出すには
まずは、モチベーション1.0やモチベーション2.0の段階を満たすことが必要です。
ここが欠けているのに、いきなり3.0が満たされることはありえません。
教育現場や家庭において、
与えるべき環境や、目的などを共有することが最低限必要であると言う事です。
その中で、ひとりひとりにあった目的や目標を定めながら、
それを達成が出来るような環境を整備していく事が非常に重要になります。
定期的な進路指導や、現状を分析し、
目標達成に向けた具体的なビジョンを常に持ち続ける事が重要と言う事です。
そのうえで、適切な声掛けや、触れ合いを通して
すこしずつ内発的な動機付けが形成されていくのです。
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英才個別学院大鳥居校
住所 東京都大田区西糀谷3-40-5グランヴェルジュ大鳥居1F
京急空港線 大鳥居駅 徒歩3分
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