オックスフォード大学留学記・・・堀地先生

ロンドンから列車で1時間、オックスフォード大学に到着すると、すぐに大学のクラス分けテストを受験します。私は「少人数クラス」の授業に決まり、1コマ1時間半の授業を1日に３コマずつ受けました。内容は「イギリス文学」「歴史」「社会」「プレゼンテーション技術」など多岐にわたり、変わったところでは「シェイクスピアの生家に行く」という授業もあります。

日本の授業と大きく違うのは、「ディスカッション形式が多い」ということ。ただ「教師の話を聞くだけ」というスタイルではありません。ヨーロッパでは生徒同士で話し合う「ディスカッション形式」の授業がスタンダードです。「自分の意見を発言する」能力が必要ですし、「意見を言うための知識」も必要になるので、日頃から「主体的に物事を調べる力」がつきます。

私が現地で痛感したのは「英語の重要性」です。当然なのですが、イギリスでは日本語は通用しないので「授業」「店員との会話」「道案内」など、留学期間の1か月、すべては英会話の特訓になりました。逆に言うと、英語ができるだけで、様々な人とコミュニケーションが取れて自分の視野を広めたり、仕事探しの幅が広がったりします。生徒の皆さん、「日本語の無い世界」を想像できますか？

オックスフォード大学は、11世紀末に設立されたイギリス最古の大学のひとつであり、現在は世界的な総合大学として高い評価を受けています。 THE世界大学ランキングで7年連続世界1位にランクインしているなど、非常に高い教育レベルを誇っています。

初めての海外旅行で「オックスフォードの空気」を感じられたことは、私にとって本当に大切な経験になりました。今回得られた知識を、生徒の皆さんにも伝えていきます。