問題の解き方を知る　古澤先生

戸越銀座校、講師の古澤です。今回は、いまから勉強を始めようと考えている方、勉強していても成績が伸び悩んでいる方向けの内容です。

私が皆さんに届けたい言葉は「問題は解ければ良い」ではない、というメッセージです。

実は私自身も中学時代は「問題は解ければいい、答えが出たら完璧だ」と思っていました。

しかし、その勉強法では定期試験では、経験した問題が多い時は高得点を取れましたが、初見の問題が多いと点数が伸び悩みました。答えがでたらOK思考の勉強で挑んだ高校入試では、なんと第一志望の高校に落ちてしまいました。

ではどうするべきだったか？　その答えを2点ご紹介します。

1点目は「教科書を理解する」

教科書ベースの基本をくり返して、理解していきます。わかりにくい部分は、問題を解き進めて要点を学んでから、もう一度戻ると理解できてきます。これをくり返します。

2点目は「解答を見る」

難しい問題に出会った時、答えにたどり着けない時は「模範解答を丁寧にノートに書く」「考え方や解法の方針まで書き留める」というやり方で、問題を解くために必要な条件の確認、考え方などあらゆる側面から問題と向き合いました。

皆さんの中で「安定して点数が取れない」とお悩みの方は、この2点を意識して勉強してみてください。