2024.07.08 | 受験
併願校選び どうすればいい?
皆さんこんにちは。英才の山本です。
もうすぐ夏休み。徐々に高校の見学会や学校説明会が開催され始めました。
中学3年生の皆さんは既に志望校が決まっていますか?

第一志望の高校も大事ですが、万が一落ちた場合の併願校選びも大事です。
併願校選びのポイントについてお話ししたいと思います。
■併願校選びは内申で決まる!
多くの私立高校は単願推薦・併願推薦それぞれに基準を設けています。
その基準は【中学校の内申点】であることが多いです。
例えばオール3を取ると9科目の内申点合計は27となります。
基準が27点以内の高校が選択可能です。
■加点制度
英検・漢検・数検などの各種検定や、部活動・委員会活動などが加点の対象になることもあります。
これらの基準は私立高校ごとに決めることができますので内申点で足りないところでも1~2点なら加点で届く可能性があります。
特に英検・漢検・数検は3級までなら取得しやすいのでまだの方は10月の第2回会場で取得しましょう!
※各検定のcbtテストを利用すると8月~9月でも受験可能です。
■この夏に高校見学に行くメリット
1)高校進学の目的が明確ではない場合
私立高校の見学を通して
自分の中で基準ができてくることがあります。
見学の目的を
「自分が高校で何をしたいのかを探しに行く」、という風に設定して見学中もメモを取ると良いでしょう。
どんな高校に惹かれて、どんな高校は興味ないのかをきちんと
自分の言葉でメモすることが大事です。
2)いくつか候補があるがまだ見ていない時
なんとなく知っているだけでは進路を「決められません」。具体的に知るための行動が必要です。
見学する日を近い日程にして記憶にあるうちに比べられるようにすると良いでしょう。
できれば1日で2~3校回りたいですね。★暑いので熱中症に注意です!
3)早めに高校の選択肢を絞って勉強に集中したい
夏の間にある程度絞れば進路の選択肢が絞れれば、秋・冬の土壇場でいろいろ見て回ったりしなくてすみます。
その分自身の学力を上げることに専念でき、第一志望合格が叶いやすくなります。
併願校ではなく第一志望に合格したいという事の方が多いですから。
■高校見学に行くときに保護者様が気を付けておきたいこと
私立高校の方が圧倒的に施設がキレイです(笑)
設備も豪華で目を引かれることが多いです。公立高校に進学させたかったのに見学に言ったら私立に行きたいと言い始めて聞かなくなった・・・、という声を毎年聞いております。
特にお子様が女子の場合には制服やトイレのキレイさで「公立高校に行きたくない!」というようなこともよくあります。この点はご注意を。
■見学に行くなら・・・
次の2~3つの選択肢で考えるのが良いと思います。
1)現在の内申のままで行ける所
2)内申が3ポイント上がった際に行ける所
3)内申が3ポイント下がった際に行ける所
一学期の内申点がそろそろ出ます。中学2年生の学年末内申よりも下がるお子さんもいらっしゃりますし、上がるお子さんもいらっしゃいます。一方この2学期期末の段階では、比較的毎年内申点が上がるお子さんが多いです。
いかがでしたか?私立高校の説明会や見学会に積極的に参加することで、お子さんにとって最適な学校選びができるようになります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
もし、「どのように見学会を活用すればいいかわからない」「親子でどのように進めていけばいいかわからない」という疑問がありましたら、ぜひ英才個別学院にご相談ください。当学院では、保護者の皆さまの力になれるよう、無料の個別学習相談会を実施しています。学習や進路などのお悩みがありましたら、今すぐお問い合わせください。皆さんのお力になってまいります。
それでは、また次回お会いしましょう!
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。