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来たれ未来の数学者たち 2

2024.10.16 | コラム

来たれ未来の数学者たち 2

来たれ未来の数学者たち 2

なぜ1時間は60分なのか



みなさん考えたことはありますか?







おそらくほとんどの人は考えたことはないと思います。



そしてこの瞬間に勘のいい人なら「こういうことかな?」と

大体の答えが思い浮かんでいると思います。







これを見ている親御さん、

ぜひお子様にこの質問をしてみて一緒に考えみてください。











どうですか、答えが決まりましたか?







正解は
「60が100以下の最大の高度合成数」だからです。



高度合成数の説明は長くなるのでこのページの最後に書きますね。



さて、お子様はちゃんと答えられたでしょうか。



正確には答えを
“断言”できたでしょうか。







ほとんどの子ども達は考えることはできます。

しかし正解までの論理を理解し説明できるチカラは

勉強を通して会得していかなければなりません。



これは難しいことです。

だから入試でこのチカラを見るための問題が出題されるのです。






英才個別学院
では授業内での先生と生徒の問いかけや

先生の板書などを通して生徒への理解を助けます。



また宿題で理解できたことを再度ノートに書き表せられるか、を確認します。



これ以外にも授業内外での様々な取り組みにおいて

生徒が最大限成長できる環境を整えております。











さてここまで読んでいただいた皆様、

お付き合いいただき、誠にありがとうございます。



お待ちかねの、
高度合成数について

説明をさせていただきます。


高度合成数の定義は

「その数未満の全ての自然数で約数が1番多い自然数」です。



例を見た方がわかりやすいでしょう。


2桁で最初の高度合成数は12です。



12は約数が6つあります。

1〜11の数は約数が最大4つです。(6,8,10の約数は4つ)



次の高度合成数は24です。

24も1〜23の中で一番約数を持っています。



次に36,48,60…と続いて行きます。







この
高度合成数には実用的にも大きな意味があります。



例に出した1時間=60分も色々な数で割ることができます。

分度器などが身近な例ですね。



しかしもっと大切なのが
プログラムです。

1/3は少数において無限に続いていきます。

これは機械では計算しきれない領域になり端数はカットされます。

この端数カットが重大なミスやエラーを起こすのです。



だからこそこの高度合成数を母数にすることで

誤差を限りなく少なくして日常生活を快適にしているのです。



見えないところで数学は活躍しているのですね。



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