「あみだくじ」について考えてみたいと思います。
これをご覧の皆さんの年齢ではあみだくじはもうやらないかも知れませんね。
しかし、起源を辿ってみると室町時代に遡るほど歴史がある、そんな存在です。
そして唐突に、急に皆さんに質問です。
あみだくじの結果って被ることはありましたか?
思い出してみてください…
どうですかね、1回くらいは結果が被ることがあったのではないでしょうか。
しかし、数学的に言うならば、
結果が被ることは絶対にありません。 ←不思議!
それはあみだくじの性質に着目するとすぐおわかりいただけるはずです。
実は、あみだくじというのは
「ある選択肢とある選択肢を入れ替える」
という動作の繰り返しです。
つまり横線を引くことは選択肢は常に1対1で入れ替りと同じであり、
選択肢と結果が同数なら被ることも溢れることも起こりません。
絶対に被らない、絶対に失敗しないからこそ室町時代が現代まで廃れずに残ってきたのでしょうね。
みんなが知っている身近な存在というのは理にかなっていることが多いのです。
英才個別学院では
授業内外で生徒の生活と身近な存在を結びつけて指導しております。
ぜひ、教室にて数学の楽しみを見つけるとともに、
学校の勉強を得意にしてみませんか?