📱スマホ1日1時間以上で成績ダウン!?
持たせる前に知っておきたいこと📱
新学期が始まり、「スマホが欲しい」とねだる小学生が増える時期。親としては、連絡手段として持たせるべきか、それともまだ早いのか……悩みどころですよね。実際、最新の調査によると、小学校高学年の児童でスマホを所有している子がついに半数を超えたそうです。
■ 小学生のスマホ所有率が50%を超える
関東地域の小学4〜6年生で、スマホを「自分専用に持っている」割合が52%。
2018年は17%だったことを考えると、わずか数年で急増しています。
スマホデビューの平均年齢も10.4歳と、年々低年齢化が進んでいます。
最も多かったのは「12歳」、つまり小学校を卒業するタイミング。
理由としては、「緊急時の連絡」や「居場所の把握」が多く、学年が上がると「子どもからの希望」や「周りが持っているから」という理由も増えてくるようです。
■ スマホの長時間使用で成績が下がる!?
便利なスマホですが、やはり気になるのは学力への影響。
スマホの使用時間が1日1時間を超えると、成績が下がる傾向が明らかになったそうです。
興味深いのは、「スマホ4時間以上+学習2時間以上」の子どもより、「スマホなし+学習30分未満」の子どもの方が、テストの平均点が高かったという点。
スマホが学習の集中力を削いでいる可能性は否定できません。
■ 子どもにスマホを持たせるなら、ルールと対話を
教育委員会は、家庭内でのルールづくりを推奨しています。
①使う目的を子どもと一緒に明確にする
②利用時間やアプリの制限を設定する
③SNSやゲームのリスクについて話し合う
といった工夫が必要となりますね。
■ まとめ:スマホは便利。でも使い方が大切
今やスマホは「持っていて当たり前」に近づいていますが、それが子どもの成長や学びにどんな影響を与えるのか、親としてしっかり考える時代になっています。
便利だからこそ、ルールを作って、親子でしっかりコミュニケーションを取ることが大切ですね。