今回は、確認テストを自分でやるかどうかで学力にどれほど大きな差を生むかについて、少し踏み込んでお話ししたいと思います。
勉強時間はしっかりと取っているし理解も出来るのになかなか成績が上がらないという方が多いかと思います。
実は、これにははっきりした理由があります。
それは、「インプット(覚える)」ばかりで「アウトプット(思い出す・使う)」が圧倒的に足りていないからです。
つまり、「わかる」けれど「使えない」状態です。
この「理解したつもり」「覚えたつもり」が、テストで点が取れない最大の落とし穴です。
「確認テスト」は、最強のアウトプット
ここで大切になるのが、自分でやる確認テストです。
確認テストとは、自分で問題を解いてみたり、誰かに説明してみたり、教科書やノートを見ずに答えられるか確認してみたりする行為。
つまり、「記憶を呼び起こす練習=アウトプット」です。
これは、単なる復習ではなく、記憶を長期記憶として定着させるための極めて効果的なトレーニングです。
エビングハウスの忘却曲線、知っていますか?
有名な「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は1日で約70%のことを忘れてしまうと言われています。
でも、この“忘れかけているタイミング”で確認テストをすると、記憶したものが再度定着していきます。
自分で確認テストをする人は次のような傾向がはっきり見えています。
・確認テストをこまめにしている生徒は、授業内容の吸収が早い
・一度習った内容を、数週間後でも思い出せる
・本番に強く試験で点が取れる
反対に、やらない生徒はこんな状態に…
・「わかったつもり」が多く、テストになると点が取れない
・同じミスを何度も繰り返す
・忘れてしまうのが早く、勉強が非効率
一見地味な確認テストですが、習慣化しているかどうかで、半年後・1年後に確実な差が生まれますので是非実践してみて下さい。
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