不思議な平均の速さの問題
2025.11.14|室長のつぶやき
2025.10.08 | 室長のつぶやき
足立区の個別指導塾 英才個別学院 竹ノ塚・保木間校 室長の佐々木です。
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定期テストが終わると、生徒たちが一番気にするのが「通知表(成績)」ですよね。
特に中学3年生の保護者の方にとっては、「この内申点で志望校は大丈夫?」と気になる時期でもあります。
ですが、この「内申点」は表面上のA・B・Cだけを見ただけでは正確に理解できないことが多いのです。
今回は、内申点(評定)の仕組みについて、わかりやすくお伝えします。
通知表に書かれる観点別評価は一見「A・B・C」の3段階ですが、内部的にはさらに細かく換算されており、
評定(1〜5)に反映されます。一般的によく使われる点数換算は次の通りです。
つまり、通知表上は同じ「A」に見えても、内部的にはA〇(より高いA)とA(やや低めのA)で評価の重みが違うことがあるのです。
多くのモデルでは、各教科の観点(通常は3観点)を上のように点数化し、合計点で最終評定を決めます。
例えば、観点3つの合計が14点以上で「5」という基準が使われるケースが多く、
A〇を複数取れていなければ合計が14に届かず、見た目がA中心でも評定が4になる場合があります。
ですので「見た目はAだけど5がつかない」ケースは仕組み上あり得ます。
内申は単純に定期テストの点数だけで決まるわけではありません。
授業中の態度、提出物の内容、ノートの取り方、発表やグループ活動での表現力など、
「主体的に学習に取り組む態度」「思考・判断・表現」「知識・技能」といった観点も評価の対象です。
提出物を出しているだけで満点がもらえる時代ではなく、中身がちゃんとしているかも見られます。
特に定期テスト後の“最後の追い込み”で内申を上げられる余地がある科目は狙い目です。
逆に、普段はAでも提出物の遅れや態度でBに下がる可能性のある科目は要注意です。
当塾では、通知表の観点別評価を一緒に分析して「どの観点を伸ばせばA〇につながるか」を明確にします。
科目ごとに提出物のチェックリストを作成したり、授業での発表練習を取り入れて
「観点の点数化」に直結する対策を行います。
目標が「あと1点上がれば評定が1つ上がる」など具体的だと、家庭での学習もやりやすくなります。
内申点はただの数字ではなく、入試での重要な指標です。
観点別評価の中身とその換算ルール(A〇=5、A=4、…)を理解しておくと、
どこをどう伸ばせばよいかが見えてきます。
通知表が返ってきたら、お子さんと一緒に観点ごとの評価を確認し、戦略的に対策を進めましょう。
英才個別学院 竹ノ塚・保木間校では、通知表の分析や内申点アップのための学習計画を、
無料の個別学習相談会で詳しくご案内しています。
どの観点を重点的に伸ばすべきか、テスト結果と内申の関係をもっと詳しく知りたい、という場合はぜひご相談ください。
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