高3受験生の皆さんは、来年の今頃はどうなっていたいですか?
当然、第一志望校で楽しいキャンパスライフを送っている事を希望するはずです。
そんな明るい未来を現実のものにするために、今回のブログは過去問の使い方です。
過去問の使い方は大きく分けて3パターンです。
1.入試の傾向を知る
2.自分がどれくらいの位置取りにいるのかを知る
3.問題対応のバリエーションを増やすための演習
1.入試の傾向を知る
これは受験生であれば志望校の傾向を把握しておく必要があります。
・問題量はどのくらいか?~時間内に解ききれるのか?
・問題レベルはどのくらいか?~練習すれば解けるのか?
・出題形式はどうなっているのか?~どういう出題形式が多いのか?変化はあるのか?
・出題傾向はどうなっているか?~偏っているのか?万遍なくか?
・今使っている参考書で戦えるのか?
これは、肌で感じていくしかないです。
半分以上わからなかったら準備不足です。すぐに勉強のし直しが必要です。
(間違いや途中まで進めたのはOKです)
2.自分の位置取りを知る
これは模擬試験と同様の使い方で偏差値を推し測るものと、ボーダーとの比較があります。
前者は、センター試験の得点で効果測定するといいです。数学はやりにくいですが、他の科目は良問が多く、おおむね6割が平均点になっています。GMARCHを目指す人は8割以上が基準になってくるので夏までには目指したい点数です。
後者は、自分が受験する学校の過去問で測ります。
その点数で合格できるのか?あと何点必要になるのか?どの分野で上積みを作るのか?
こういった調整をしていくため、11月以降にやっていくといいです。
可能であれば、10~12月は毎週、受験科目で過去問演習の日を作るといいです。
3.解法の引き出しを増やす
上2つとの違い:時間を図る必要がなく全部やる必要がない。
これは実は普段からやっています。
高校生の参考書や問題集のほとんどが、入試問題から作られています。
問題の下に(2014〇〇大)とかって書かれているのがそれです。
これを問題集じゃなく、過去問でやる狙いは
・大問すべてがつながっているので枝葉の対応力を磨く
・同じ単元でも聞かれ方が違う、答え方が違う、問題を扱い本番への準備にする
・気にせず解けることで安心感をつける
受験生が過去問として扱うとしたら1⇒2⇒3の流れで目的を持てるといいです。
1年分だけじゃなく、複数年をやってください。
1日だけじゃなく、別日程の問題もやってみてください。
多くの問題に触れて正解する力をつけた人が合格に近づきます。
このGWの間に受験科目1セットだけでも入試問題に触ってみてください。
直感的に「やばい」と感じた人は、すぐに行動しましょう。