年末年始の過ごし方

今週末で学校は冬休みになり、クリスマス・お正月とあっという間にやってきます。

受験生には、「クリスマスも正月もないんだよ」って。

そんな話は僕はしません。

クリスマスもお正月も味わってもらいたいとは思ってます。

クリスマスもお正月もないものと思わないといけない理由は、

クリスマス、お正月だから勉強しなくていいという思想から来てるだけです。

変な話ですよね、クリスマスだから、お正月だから勉強しないって。

クリスマスにおいしい料理を食べる、

お正月におせち料理を食べる、

など、そんな楽しみ方はありです。

家族で過ごすクリスマス、お正月に関しては僕は賛成派です。

ただ、クリスマスパーティとか友達と出かける、遊びに行くという楽しみ方を

受験生のみんなには今年だけ我慢して欲しいって話です。

受験生ってこの時期本当に伸びます。

一番差がつくのが、正月明け一発目のテストです。

正月にしっかり怠けず勉強した生徒は、変わらず点数を伸ばしてきます。

逆に正月に怠けた生徒は、正月明けのテストで12月より点数を落とします。

差がつく理由は２つあります。

①家庭学習量の差が出る

受験生になると冬期講習はしっかり受講すると思いますので、

ほぼ毎日塾に通うこととなると思います。

だから、家庭学習の差はそこまで大きく見られなかったりします。

それでも、塾が休みの曜日の家庭学習の差が少しづつあらわれます。

それが、年末年始塾が休校期間になると差が顕著に出てくるって話です。

②集中の糸が切れる

クリスマス、正月と世間は楽しい雰囲気で誘惑が多くなります。

ＴＶ番組も特番が組まれ、気になって仕方がない状況になります。

集中の糸って張るまでは時間がかかるのに、切れるのは一瞬で、

切れた集中の糸をもう一度張るのには時間がかかります。

最悪の場合、集中の糸がきれたまま入試を迎えます。

じゃあどうするのって話です。

これも２つあります。

①改めて目標を確認する

受験生は改めて志望に行きたいって気持ちの再確認をして欲しいです。

自分が行きたい学校に合格している姿を想像して欲しいです。

行きたい学校に入学し、学校生活を楽しんでいる姿を想像して欲しいです。

目標の確認と同時に自分をわくわくさせて欲しいです。

それが一番のモチベーションになると思います。

②やる事を前もって決めておく

学習計画の事です。

正月になって今日は何を勉強しようかと考える時点で8割勉強しない絵が見えます。

TVでは絶えず楽しい番組がやってますし、そのせいで生活イズムも崩れます。

気が付けばご飯の時間、お風呂の時間、寝る時間になります。

だから、前もって何時に起きて、何時から何を勉強して、何時に寝るっていうのを

決めておくことです。

ポイントは学習時間ではなく学習量（内容）です。

教科ごとに何ページ進めるかを決めておきましょう。

小学生も中学生も高校生も、もうひと踏ん張りです。

まずは体調管理をしっかりすることからですね。

みなさんお体ご自愛下さい。