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目標設定の大切さ

2024.03.07 | 教室からのお知らせ

目標設定の大切さ

目標設定の大切さ
英才個別学院戸部校のブログをご覧の皆様、こんにちは。

こちらでは、横浜の戸部・平沼エリアの生徒さんを指導しています。

今回は、私、戸部校の教室長の山口から
目標設定の大切さをお伝えできればと思います。

私自身、十何年とこの業界におりますが、
目標を決めるということがとても大事だと思ったことがあります。
私が以前持っていた生徒さんですが、仮にRさんとしますが、
偏差値で言うと43くらいの位置にいました。

お母様からも、うちの子勉強しないんですよ、と相談があったり、
部活でクタクタになっていたりと、なかなか勉強に前向きにはなれませんでした。

それがある日、志望校の話から、将来の夢の話になった時、
某テーマパークのダンサーになりたいと話してくれました。
私もそこの国はそれほど詳しくないので、同僚に連絡を取り、
色々とダンサーなる方法を探ったのですが、
やはりオーディションみたいなのがあるとのこと。
その子は陸上部だったのでオーディション大丈夫?と聞くと、
ダンス部の強い高校に行く!と偏差値60くらいの高校を志望校にしました。

なのでそこに行くためにはこれくらいやらないと、と、
道筋を定めたのですが、その子は本気で、
その課題を超える量を、勉強しました。
夏休みは陸上部が朝5時から練習があったのですが、
朝4時過ぎまで勉強をしており、お母様から勉強やめなさい、
とまで言われるほどになりました。
そこから毎日、誰よりも早く自習に来て、最後に帰る、
と言う生活が始まりました。
本当に頑張りました。

私は教え子というか、もはやライバルとして見ており、
自分はこの子よりも頑張れているのか?と、
より一層、指導に熱が入りました。
講師たちもその熱に感化され、熱い授業が展開されました。


Rさんには実は幼馴染がいて、小さい時は間違われるほどだったそう。
その幼馴染の子も(仮にIさんとします)途中から入塾してきて、
お互いがライバルになりました。Iさんはいわゆる優等生タイプ。
なんでもそつなくこなしてしまい、
Rさんはど根性タイプ。努力で補っています。
話を聞くと、RさんはなんでもできるIさんを羨ましく思っており、
一方のIさんはRさんのことを、将来のビジョンがあって羨ましく思っていました。

2人は切磋琢磨し、規定をはるかに超える量の勉強をして、
無事に2人とも志望校に受かりました!
私も講師たちも涙を流して喜び、
合格報告に来てくれたRさんとお母様を引かせるということも。

Rさんは今度、アメリカの本社で働きたい、と言い、
頑張れた私ならできる、と新たな挑戦を始めてくれました。

ライバルの存在も大事ですが、
ここ、と決めた目標のほうが頑張れますよね。

本当にそんなことを痛感しました。

皆さん、志望校でも点数でも、目標を持つことは大切ですよ!

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