【小学生】英語の授業のご紹介
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前回の投稿に続き、続編PartⅡをお届けします。
大学入学共通テスト・英語リーディングの解き方。
前回のおさらい
↓↓
【大問1・大問2】
場面:4つ
設問:15題
時間:15分
能力:Scannning、推察力、情報処理
前回はScanningの説明をしました。
いかに読まないかが重要であることがポイントでした。
今回は、推察力についてです。
推察力をgoogleで調べると、
「事情や感情を推し量る力」と出てきますがまさにそれです。
実際に問題を見ていきます。
例)
大問1、問2
①How will you reply to Julie's second text message?
例の如く質問文を読みます。
ポイントは、「あなたはどう返事をするか。」
ここで使うのが推察力(事情や感情を推し量る力)です。
空気読めない返事にならないようにするためには、
本文の内容を確認する必要があるので、②へ進みます。
②本文でscanningする対象は、Julieの二つ目のメッセージ。
You were right! I did have it. It was at the bottom of my bag.
What a relief! Thanks anyway.
Scanningの対象が狭すぎて即見つかりますが、
「私、持っていました。バックの底にありました。ホッとしました。」
③KY(空気読めない)返事にならないように推察力を使って選択肢を見ます。
1.Don't worry. You'll find it.(心配ない。見つかるよ。)
→あったのですから、事情を把握していないので不正解。
2.I'm really glad to hear that.(それを聞いて本当に嬉しいよ。)
→事情を把握し、且つ、相手の感情を把握しているので正解。
3.Look in your bag again.(あなたのバッグをもう一度見てみて。)
→あったのですから、事情を把握していないので不正解。
4.You must be disappointed.(あなたは落ち込んでいるに違いない。)
→ホッとしたんですから、感情を把握していないので不正解。
実はこの形式の問題は、センター試験や英検でも扱われていました。
AとBの会話を読んで、最も適当なやりとりになるように、
最後に続く一言を選択する問題です。
なんら身構える必要はなく、今まで通り対応するだけで大丈夫なのです。
ここまでScanningと推察力について見てきましたが、
次回はいよいよ情報処理についてです。
ここがセンターより難化したと言われる所以ですが、
分かり易く紐解いていきますので、お楽しみに!