2021.02.05 | 勉強の仕方
大学入学共通テスト(英語の難易度)
新室長の塩野です^^
少し前の話になりますが、
大学入学共通テストの英語リーディングを先日解いてみました。
生徒に勉強法や解き方を指導するには、
きちんと自分の言葉で説明する事が大切で、
生徒の模試や定期テストも、解かせてもらっています。
篠崎校の講師は、担当生徒の問題は必ずこれをやっています。
話を戻しますと、
お恥ずかしいですが、
私の結果はこんな具合。
↓↓
2020年センター英語・・・・・196/200(正答率98%)
2021年共通テスト英語・・・・ 98/100(正答率98%)
一般的には「難化した」という声が多かったですが、
時間的にも追い詰められることもなく、
80分で丁度良く解ける問題量でした。
【発音アクセント問題や、文法問題が無くなった点について】
皆様は①と②どちら派でしょうか?
①得点源問題が無くなった
or
②ミスる箇所が無くなった
私の場合、②でした。
発音アクセントや文法構文の問題集を
隅々まで網羅して演習問題まで完璧にしていれば、①でしょう。
ただ、その苦労をする必要がなくなったので、
受験勉強時間の節約ができます。
代わりに、政府が求めている「新しい力(世の中に必要な)」を鍛える時間に
回せられるのは、受験生にとって非常にプラスだと思っています。
【Opinion/Fact問題の出現について】
私の唯一の失点箇所がこの、Opinion問題。
これは悩みます。
なぜなら、全て事実だから。
解き直した際に、本文にキーワードがある事に気づきました。
...and they really seemed connected with the audience.
正解は、
↓↓
seemed(〜のように思われる)
100%断定できないが、可能性を含めた推定的表現。
主観的か客観的かいう視点も持ちながら見ていくと、
さらにわかり易く識別できると思います。
ちなみにFact問題の攻略は、
事実or意見を切り分ければすぐ答えを導き出せます。
例)
want, would like to, hope, shouldなど、
本文や選択肢の記載にこうしたキーワードがくっ付いていたら意見=除外。
加えてNot given(本文に記載がない)も除外できます。
【次回のテーマ】
今回初めて導入された大学入学共通テストですが、
結論、英語試験ではどういった能力が求められているのか、
(速読、精読、Scannning、情報処理能力、推察的思考力など)
そして、どうやってそれを鍛えていけばよいのか、
具体的に問題に触れながら話していきたいと思います!
お楽しみに!