中学3年生の皆様!
受験お疲れ様でした!
そして、今週には卒業式があるかと思います。
今日は、高校入学直前に知っておいて頂きたい事をお伝えさせて頂きます。
というのも実は――
高校卒業後の進路は高1の1年間で“方向性”が決まります。
『受験終わったばかりなのに?』
と思うかもしれません。
ただ本当に重要なので、6点に絞ってお伝えさせて頂きます。
ポイント①学習のペースを掴む
中学と高校の一番の違いは、学習量です。
一番明確なのは、数学です。
中学数学は
中1:4単位×35週=140時間
中2:3単位×35週=105時間
中3:4単位×35週=140時間
(※ここでいう単位は、一週間で何時間の授業があるかです)
一方で、高校数学は
数Ⅰ:3単位×35週=105時間
数A:2単位×35週=70時間
高1合計175時間
数Ⅱ:4単位×35週=140時間
数B:2単位×35週=70時間
高2合計210時間
単純計算で、中学3年分の時間を高校では2年で実施します。
スピードは1.5倍です。
当然、内容も当然難しくなるので、体感ではもっと早く感じるかと思います。
この学習のペースを掴む事が重要です。
また、卒業後の進路が決まっていない方はぜひ、こちらをご一読頂ければと思います。
最近の大学受験の主流は
総合型や指定校を含む、推薦になりつつあります。
推薦の決め手になるのは評定平均です。
そしてこの評定平均、
高1の1学期から高3の1学期までの平均です。
Q.例えば、行きたい大学・学部に必要な評定平均が4.4だとします。
高校受験後、気を抜いて、高校1年生では平均点をなんとか取れる状態だったとしたら…
残り2年生3年生でどうすれば良いと思いますか?
3年間の平均4.4という事は
4.4×3=13.2が3年間で必要な評定になります。
平均点をなんとか取る状態だと、評定は3.0あたりになります。
13.2-3.0=10.2
残り2年で10.2が必要という事で、非現実的になってしまいます。
当然、高3で慌てても間に合いません。
だからこそ、高1の定期テストを軽く見ないことが大切です。
ポイント② 文理選択で進路の大枠が決まる
文理選択。
多くの高校は2年生から文系・理系に分かれます。
では、文系・理系を決めるのはいつだと思いますか?
実は、高1の9月~11月です。
受験が終わって半年後に、また受験の事を考える必要があります。
ここで理系を選ばなければ進めない学部、
文系では受験できない学科もあります。
「なんとなく」で決めるのは危険。
将来やりたいことから逆算して考える必要があります。
ポイント③ 英語は“高1で差がつく”
英語は積み上げ科目。
高1で基礎が固まらないと、その後ずっと苦しくなります。
逆に言えば、
高1で英語を得意にできれば受験は有利になります。
単語・文法・長文読解の土台作りは今です。
更に、今は『外部利用』があります。
これは、英検でスコア〇〇以上取っていたら
・英語の試験免除
・英語80点換算
などの優遇を受ける事が出来ます。
つまり、英検を取っておけば受験科目から英語を外す事も出来ます。
また、上位大学になると
英検〇級以上が出願資格
という大学もあります。
英検は大学受験を有利に進める上で、重要になっています。
ポイント④模試は“判定”より“分析”
高校生になると模試の数が増えます。
中学生の時は、中3の夏終わりあたりから会場模試を受けていたかと思います。
「判定」ももちろん重要ですが
✔ どの単元が弱いのか
✔ どの分野で落としているのか
結果を“分析材料”として使えるかどうかです。
そして、
✔ 対策した分野・単元が出来るようになったか
を見ていく必要があります。
莫大な範囲のテストで、総合的に点数をあげていくのは根気が必要です。
小さな成功体験を積み重ね、モチベーションをセルフコントロールしていく事も重要です。
ポイント⑤ 受験方式は一つではない
先にも述べたように、大学受験には
・総合型選抜
・学校推薦型選抜
・一般選抜
など複数の方法があります。
「一般入試だけ」と思い込んでいると
チャンスを逃すこともあります。
逆に
「指定校推薦」しか考えていなかったのに、いざ枠が発表されたら行きたい大学・学部がなかった…
なんて事もあります。
高1のうちから、選択肢を知り、より幅広い選択肢を取れるように準備しておくことが大切です。
ポイント⑥ 勉強は量×戦略
ただ長時間勉強するだけでは足りません。
・どの科目を優先するか
・いつまでに基礎を固めるか
・どの入試方式を狙うか
同じ科目、同じ分野でも
タイミングや注ぐ時間、始める時期などなど。
戦略があるかどうかで、結果は変わります。
特に高校の勉強は、科目数も増えているので、作戦を立てて進める必要があります。
まとめ
高1の1年間は
✔ 評定を積み上げ
✔ 進路の方向性を考え
✔ 基礎を固める時期
です。
「まだ早い」ではなく、
「今だから差がつく」
この1年の過ごし方が、
3年後の進路を左右します。