2023.05.29 | 講師コラム
5月29日の歴史の出来事について
こんにちは、講師の蒲生です。普段は英語・国語・社会を教えています。
専門は社会(特に歴史)なので、主に社会に関するブログを書いていく予定です。
今日、5月29日は78年前に横浜で空襲があった日です。なので今回は「
横浜大空襲」について書きます。
みなさん、日本での空襲と言えば1945年3月10日の東京大空襲を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。小学6年生の社会でも習いますね。
そんな東京大空襲の約2ヵ月半後、お隣・神奈川県の横浜市でも大規模な空襲がありました。
被害は死者3,650人、重軽傷者1万人以上、罹災者が30万人以上、さらに横浜市の約3分の1が焼失してしまうほどのものでした。
これらの空襲で用いられたのは焼夷弾という、よく燃える油が沢山詰まった爆弾です。爆弾というとドーン!!と大きな爆発があるイメージですが、焼夷弾は爆発による被害よりも、対象物を徹底的に燃やすことを目的にしたものになります。
当時は木造建築物が主だったため火の回りが早く、焼夷弾が使われた空襲では大きな被害が出てしまいました。
以上のとおり、横浜大空襲の被害は東京よりは小さいですが、今の私たちには考えられないとんでもない被害になります…(((゜゜;)))
具体的な数や何が使われたのかを知ると、被害の様子がよりリアルで、ますます怖くなりますね…。
5教科の中でも特に社会は「暗記がメインでつまらない!」「歴史なんて将来役に立つの?」と言われがちで不人気ですが、こうした事実を理解しておくのはとっっても大事なことです。
少しでも社会の勉強が面白くなるように、授業で待っています!