武蔵新城校ブログMUSASHISHINJO BLOG

トップ
教室のご案内
川崎市の教室一覧
武蔵新城校
武蔵新城校ブログ
意外と知らない?

2021.10.14 | コラム

意外と知らない?

意外と知らない?
中原区にお住まいの中高生の皆さん!こんにちは!
武蔵新城の学習塾 個別指導 英才個別学院武蔵新城校 講師の村川です。

先日、岸田さんが”首相”に選ばれ、岸田内閣が発足しました。大幅に刷新された人事でたびたびニュースに取り上げられていましたね。
また、今年の初めにはアメリカでバイデン”大統領”が就任しました。

強調したのでもうお分かりかと思いますが、今回は首相と大統領の違いについてお話ししたいと思います。

その前にまずは、議院内閣制(一元代表制)と大統領制(二元代表制)の違いを確認しましょう。
大きな違いとしては、国会議員と首相(大統領)の選出の仕方です。
議院内閣制は、国民が国会議員を選出し、その中から首相を選出します。
一方、大統領制では、国会議員と大統領の両方を国民が選出します。
小さな違いのように思えますが、権力の集中度合いにも大きな影響を及ぼします。

個人的な意見ですが、大統領というとトランプ大統領を思い浮かべてしまい、大統領は強い権力を持つイメージがあります。
しかし、実際には大統領制よりも議院内閣制の方が権力が強いのです。
なぜでしょうか?それはコントロールできる範囲の大きさにあります。

大統領制では、大統領は行政権のトップ、立法権は国会議員によっているため、大統領の権利は限られているのです。これは、三権分立の原則をその通りに制度化している体制であるとも言えます。一方で議院内閣制の場合は、選挙に勝った与党が議会で多数派を形成し、議会(立法権)をコントロールすることができます。さらに、与党は内閣(行政権)を組閣することができるため、行政権力にも影響を及ぼすことができます。そのため、実は大統領制よりも議院内閣制の方が、権力が一部に集中しやすいというわけです。

議院内閣制と大統領制には他にも違いがあります。残りは是非皆さんの手で調べてみてください!!


ブログの内容にご興味のある方は、
お気軽にお問合せ下さい。
044-755-1230
(平日土/午後2時~10時 担当:市原がお受けいたします)

OTHER他の記事

無料体験・相談 資料請求
無料体験・個別学習相談会
資料請求