2021.10.13 | コラム
「喜望峰」
中原区にお住まいの中高生の皆さん!こんにちは!
武蔵新城の学習塾 個別指導 英才個別学院武蔵新城校 講師の小川です。
突然ですが、喜望峰をご存知でしょうか?
喜望峰はアフリカ大陸のほぼ南端にある岬です。
ヨーロッパからアジアに向かう航路の重要な中継地として、歴史の教科書などにもよく出てくると思います。
アフリカの地名に漢字が使われることはほぼないので、もちろん喜望峰も日本語訳の地名なのですが、その訳が少し面白いので紹介しようと思います。
喜望峰の名称は、英語の「Cape of Good Hope」 が由来と言われています。
「Cape」は岬、「Hope」は希望なので、直訳すると希望岬になるはずです。
ではなぜ喜望峰という訳になったのでしょうか?
諸説あるようですが、岬が峰になったのは誤字や誤解が原因だと考えられています。
海の岬と山の峰とでは真逆なところが何とも面白いですよね。
そして希望が喜望になった原因は分かっていないようです。
個人的な予想では、翻訳者が喜望峰に将来の希望よりも現在の喜びを感じていたのかなと思います。
ちなみに1488年ポルトガルの航海者バルトロメウディアスがヨーロッパ人として初めてこの地を訪れたときには「Cabo Tormentoso(嵐の岬)」と名づけたようです。
その後「Cape of Good Hope(喜望峰)」に変更されたのですが、この2つも全然異なる名称で面白いなと思います。
世界にはまだまだ由来を調べると面白い地名がいっぱいあると思うので、皆さんも是非調べてみてください!
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