中2からできる都立入試対策【国語】

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中2からできる都立入試対策【国語】

2024.01.16 | 受験

中2からできる都立入試対策【国語】

中2からできる都立入試対策【国語】
練馬区中村橋の個別指導塾 英才個別学院中村橋校の佐々木です。

今回のブログは、中学2年生から始められる都立高校入試対策の国語編です。
前段階は「戦略編」に書いていますのでそちらもご覧ください。

◎都立入試の国語の詳細
都立高校入試の国語の問題は下記のとおりです。


〇都立入試の国語を分解

大問1・2は漢字の読み書きです。
出題レベルとしては、教科書レベルの漢字がメインです。
漢検3級レベルの漢字が出題されますが、何年かに1問準2級の読みが出されることもあります。

大問3は小説・物語文の読解です。
2ページ半~3ページ程度の文章量です。
学校の定期テストでは読み慣れた教科書の文章から出題されますが、ほとんどの人が初見の文章になるため、文章を読みなれていない人は時間を取られてしまいます。
5問の出題では、「気持ちを問う」「様子を問う」「情景を問う」「理由を問う」「表現を問う」など、小説・物語文の問題ではオーソドックスな問題が出されます。解答は全て4択の選択問題になっているので読み取りをしっかりとして、間違えずに選択をすることが求められます。

大問4は説明文の読解です。
2ページ~3ページ程度の文章量です。
こちらも初見の文章になるため、しっかりと読みとっていく事を求められるため、普段からの文章慣れと問題慣れが必要になります。
4問の出題では、「筆者の主張」「表現の言いかえ」「段落構成」「理由を問う」など、こちらも説明文の問題ではオーソドックスな問題が出されています。解答は全て4択の選択問題になっているので、物語文と同様にしっかりと読みとって正解を選び出すことが求められています。
もう1問200字の作文があります。
文章の中の主題をテーマにして自分の意見を200字の中で表現していく作文です。
ここに時間を割きすぎると読解の時間が無くなり、考えすぎてしまうと作文を書けなくなってしまうので充分に練習をして臨みたいです。

大問5は古文や漢文をテーマにした説明文や会話文です。
古文や漢文の引用文を含めて2~3ページの文章量です。
古文や漢文にアレルギーを感じて「難しい!」という先入観を持たなければ普通に説明文になり、問題によっては充分なヒントが本文に隠されています。しっかりと対策をすると差がつく部分でもあります。
5問の出題では、「古文や漢文での基本的知識」「表現についての説明」「文法や用法について」「筆者の主張」「表現の理由」などが出題されます。知識の問題については、知っていれば簡単に解けるようになっていますが、知らない場合でも本文や選択肢をきちんと読むことが出来れば対応できるような出題になっています。


〇中2から始める都立入試【国語】の対策は?

練習すればしっかり取れる漢字の練習がおすすめです。
まずは、2年生から3年生の前半までに漢検3級を取っておきましょう。余裕がある人は、準2級にも挑戦するといいと思います。
漢検の練習をしていく事でのメリットは思っている以上に大きいです。
①漢字の点数が上がる
②文章読解で漢字の読みに苦労しないので内容が理解しやすい
③官憲の勉強で熟語を知ることで語彙力が増える
④作文で誤字脱字を防げる
これだけでも、入試問題で15~20点くらいの効果になります。やっておいて損はないです。

漢字の勉強方法はいろいろありますがお勧めは「一度書けなかった・読めなかった漢字はノートに書き留めていく」です。
ノートに読みと書きを両方書いていけば、自分が出来なかった漢字練習帳が出来上がります。
受験勉強の後半戦では、改めてたくさんの漢字を覚える時間が取れなくなるので、そこだけ集中的に取り組むことで1~2問のプラスを作ることが可能になります。

漢字を制する者は、国語を制する

漢字の心配が無くなったら、読解問題や作文にもチャレンジしていきましょう。

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