中2からできる都立入試対策【数学】

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中2からできる都立入試対策【数学】

2024.01.18 | 受験

中2からできる都立入試対策【数学】

中2からできる都立入試対策【数学】
練馬区中村橋の個別指導塾 英才個別学院中村橋校の佐々木です。

今回のブログは、中学2年生から始められる都立高校入試対策の数学編です。
前段階は「戦略編」に書いていますのでそちらもご覧ください。

◎都立入試の数学の詳細
都立高校入試の数学の問題は下記のとおりです。



〇都立入試の数学を分解

大問1は計算で6問出題されます。
正負の数、文字式、平方根、1次方程式、連立方程式、2次方程式から1問ずつ出題されます。
小問の2問では、角度・確率・データ辺りが最近の出題傾向が高い分野です。以前は関数の問題も出されていました。教科書改訂によって「箱ひげ図」も出題される単元になりましたが、R5年・R4年では出題されていません。
作図の問題は毎年必ず出題されています。
出題レベルとしては教科書レベルの問題がほとんどです。学校の定期テストでも出題されるような問題です。46点と大きな配点になっているので、ミスが多いと差をつけられてしまう所です。

大問2は式による説明です。
この出題形式は都立入試独特の形式で、他の県立入試や私立高校入試にはあまり見られません。
問1では問題文を読んで、具体的な事例で答えを出していく問題です。
一方問2では、数式を使って証明していく問題になっています。出題パターンとしては4~5種類程度になります。
証明が苦手な人、書き慣れていない人はここで苦戦しています。
学校の採点方法によって部分点の扱いが変わってきますが、白紙にならないように練習が必要です。

大問3は関数です。
問1と問2では、関数の式・座標・傾き・線分の長さなどを求める問題が出題されます。
選択式の問題も出されるので、条件を当てはめていくと正解にたどり着くことも可能です。
問3はオーソドックスな関数の問題です。問題集のB問題レベルの問題が出題されます。中堅校以上の学校を目指す人はここを取れないと差をつけられる問題になっています。

大問4は平面図形です。
1問は、角度を文字で表す問題。
1問は、図形で合同か相似の証明問題になっています。
最後の1問は、平面図形の入試問題の定番で、面積・面積比・線分・線分比などの問題が出題されます。上位校を目指す人は拾っていきたい問題です。

大問5は空間図形です。
1問は、長さや体積を具体的に求める問題です。きちんと条件を読んで図形を把握できれば対応できる問題です。
一方でもう1問は、体積・体積比・面積・線分の長さなどが出されますが、例年正答率が5%程度でかなり難問になっています。


〇中2から始める都立入試【数学】の対策は?

配点が大きく練習すればしっかり取れる計算の練習がおすすめです。
まずは、正負の計算・文字式・1次方程式・連立方程式で計算ミスが出ないように練習していきましょう。
これだけで20点分になります。

計算を制する者は、数学を制する

中堅以上を目指す人は、計算練習に加えて作図の復習をしておくといいでしょう。
垂線・垂直二等分線・角の二等分線が使えるようにならないと受験の問題では苦戦します。

上位校を目指す人は、1次関数・合同の入試問題にチャレンジしておくといいです。
毎年ではないですが、何年かに1度2年生の範囲で解ける問題が出題されます。当学院では模擬試験の過去問題をやったりすることもあります。
問題慣れしていく事で当日の点数を上げていく事が可能になります。

自校作成校を受験しない限りは、今習っている範囲でできる問題を正確に解けるようにすることで1ランク上の学校に合格することも可能になっていきます。

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