中2からできる都立入試対策【理科】

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中2からできる都立入試対策【理科】

2024.01.27 | 受験

中2からできる都立入試対策【理科】

中2からできる都立入試対策【理科】
練馬区中村橋の個別指導塾 英才個別学院中村橋校の佐々木です。

今回のブログは、中学2年生から始められる都立高校入試対策の理科編です。
前段階は「戦略編」に書いていますのでそちらもご覧ください。

◎都立入試の理科の詳細
都立高校入試の理科の問題は下記のとおりです。


〇都立入試の理科を分解

大問1は小問集合で6問出題されます。
地学・生物・化学・物理の4つの分野で3年分、計12の分野から大問3~6で出題されていない分野からの出題となります。
基本形式は2つの2択の質問を合わせた4択の問題になります。
片方の知識だけがあっても残りが勘に頼ると大きく失点をしてしまうので問題演習を繰り返して知識を増やしていくと対応が可能です。

大問2は小問集合で4問出題されます。
大問1の小問集合と同じように大問3~6で出題されない分野からの出題になります。
3年間の理科の学習の中での実験・観察に特化した出題になります。
計算も含んだ問題も出題されるので、大問1より難易度が高めになります。

大問3は地学の分野から3~4問出題されます。
地学分野からは、地層・地震、天気・気象、天体から出題されます。
主なパターンとしては、おおむね8パターン
1年理科~地層の問題・岩石の問題・地震の問題
2年理科~露点の問題・天気の問題・気象の問題
3年理科~太陽の動きの問題・天体の動きの問題

大問4は生物分野から3~4代出題されます。
生物分野からは、植物、動物・ヒト、遺伝・細胞から出題されます。
主なパターンとして、おおむね7パターン
1年理科~植物のつくり、呼吸と光合成、根の成長
2年理科~ヒトの消化と吸収、食物連鎖、セキツイ動物
3年理科~植物の遺伝の規則性
何年かに1度、記述問題が出題されます。

大問5は化学分野から4問出題されます。
化学分野からは、状態変化、化学変化、イオンから出題されます。
主なパターンとして細かく9パターンですが、ほとんど2~3年の範囲からの出題になります。
1年理科~2,011年の気体の性質だけが独立して出題されています。
2年理科~酸化・還元、物質の性質、質量保存、酸化以外の化学変化、電気分解
3年理科~イオンの性質、酸とアルカリ、電離を含む中和

大問6は物理分野から4問出題されます。
物理分野からは、光・音・力、電流、磁界、運動エネルギーから出題されます。
主なパターンとしては、大きく3パターン
2年理科~電流、磁界
3年理科~物体の運動
1年理科の光・音・力は大問1・2に出題されることが多くなっています。


〇中2から始める都立入試【理科】の対策は?

出題範囲から考えて、1~2年までの生物分野・地学分野の復習が効果的です。
すぐにできるものとして、教科書に出てきている実験や観察を改めてレポートにまとめておくといいです。
ほとんどの問題が、実験・観察に関連した問題になっています。

また、時間をかけてやっておきたいことは元素記号をきちんと覚えておくことです。
元素記号で出てきたものだけはちゃんと覚えていきましょう。
また、扱った化学反応式も書けるようにしていくと、入試にも役に立って、中3のイオンでも役に立ちます。

中堅以上を目指す人は、1~2年生の範囲で得意な単元だけを選んでやっておくといいです。
苦手を潰そうとすると、時間がかかるだけじゃなく、きちんとした理解をするのに時間がかかります。

上位校や自校作成校を目指す人は理科は得点源にしていく必要があります。2年生までに習った範囲で、入試問題レベルでの演習を繰り返していくといいです。また、これから習う範囲については定期テストの勉強で止めず、入試問題までチャレンジしておくと2学期嵩の模擬試験で多くな成果として返ってきます。

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