2025.03.22 | 中学生向け
なぜ音読が必要か
こんにちは!
英才個別学院中野島校 室長の河野です。
来月から新学年になる皆さん、また英語学習が本格化する皆さんに向けて、英語の音読の重要性についてのお話です。
学校の先生から塾講師まで、「音読しなさい」と説く人は多いですが、
「なぜ音読しなければならないのか」は見過ごされがちだと思います。
音読の効果は大小様々あるのですが、
最も大きいのは英語を英語の語順のまま理解できるようになるということだと思います。
まず、英語の語順と日本語の語順の違いについて見てみましょう。
「私はテニスをします」という文章を分解すると、
「私は」が主語
「テニスを」が目的語
「します」が動詞にあたります。
目的語とは簡単に説明すると、動詞の対象となる言葉です。
「私はラーメンを食べる」であれば、「食べる」対象はラーメンなので「ラーメン」が目的語。「私は彼を殴る」なら「殴る」対象は彼なので「彼」が目的語ということです。
次は英語の語順です。I play tennis.を分解すると
I が主語
playが動詞
tennisが目的語になります。
ここで2つを比べると、
日本語は主語→目的語→動詞
英語は主語→動詞→目的語
という風に、語順が変わっていることが分かります。
日本人的には主語→目的語→動詞の語順の方が「しっくりくる」ので、
英語を読むときも目的語と英語をひっくり返す等の返り読みになりやすい傾向があります。
返り読みを習慣化すると英文を読むスピードが大幅に落ちてしまうため、
これを克服するために行うのが「音読」と言ってもいいかもしれません。
音読は声に出すことで「読み進める」ことしかできないため、英語特有の語順に強制的に慣れることができるのです。
I play tennis.くらいであればともかく、
I hope more people will know that Japanese is interesting, so I want to go to a foreign country and teach Japanese to people there.
のような一定の長さの英文に出会った時、返り読みをすることは大幅なタイムロスになります。
音読時のコツですが、慣れないうちは脳内で小さなカタマリに分けて少しずつ訳していくのがオススメです。
上記の英文であれば
私は望む/より沢山の人が知ることを/日本語が面白いということを/だから私は行きたい/外国に/そして日本語を教えたい/そこの人々に
のような感じです。
英語は文法ルールや単語を覚えたら、それを自動化、
つまり頭で考えなくても口から出てくるような訓練を行う必要があります。
最もフィジカルに英語を勉強していきましょう。