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2025年度中学受験振り返り

2025.08.09 | 中学受験

2025年度中学受験振り返り

2025年度中学受験振り返り
2025年度の中学受験はどのような状況だったのか、振り返ってみたいと思います。

東京・神奈川・千葉・埼玉の2025年春卒業の小学6年生の数は、男女合わせて288,951名
その内18.1%の小学6年生52,300名が中学受験をしたと見られています。
中学受験生の数は、前年度(2024)より100名減少していますが、小学6年生全体の数は250名減少しています。
(首都圏模試センター調べ)

中学受験の状況も少しずつ変化が出ています。

学力上位層の学校は、やはり一般入試での合格者を出す学校が多いです。
4教科(国・数・理・社)や2教科(国・数)での入試ですね。
この層は、4教科のみでの受験がほとんどですが、一部2教科で受験できる学校もあります。
しかし、合格者人数に差はありますので、4教科受験を念頭にしっかりお勉強する必要がありますね。

学力中位層の学校は、面接やプレゼンテーション・英語を使った入試での合格者を出す学校が少しずつ増えております。
その他、得意1教科OR2教科を選択して受験する方法や、英検資格を利用して受験する方法もあります。
しかし、まだまだ募集人数が少ない傾向にありますね。


子どもの数が減り続けている今、様々な受験方法で受験者を確保する学校が出てきています。
2030年には小学6年生の数が男女合わせて13万以下になるというデータもあります。
その為、成績中位層を如何に受験者として取り込むかが、鍵になっているようです。

また東京では、私立中学でも年間10万円を上限とする助成金の支給が始まりました。
このような動きが、中学受験を考えるきっかけになっているご家庭もありそうですね。


ここで特に倍率の高い中学校をみていきましょう。(声の教育者調査参照)
気になるのは「本命校」を受験する「2月1日」ですね。

<男子校(2月1日受験)倍率が高いTOP3校>
①獨協中学校高等学校2月1日午後 定員20名:出願711名:倍率35.6
②巣鴨中学校算数選抜2月1日午後 定員20名:出願627名:倍率31.4
③世田谷学園中学校理数コース2月1日午前 定員5名:出願140名:倍率28.0

*倍率が4倍以上の学校は、18ありました。

<女子校(2月1日受験)倍率が高いTOP3校>
①普連土学園中学校算数2月1日午後 定員20名:出願387名:倍率19.4
②山脇学園中学校国OR算1科選択2月1日午後 定員50名:出願887名:倍率17.7
③麴町学園中学校特待生2月1日午後 定員10名:出願161名:倍率16.1

*倍率が4倍以上の学校は、31ありました。
*女子校の平均倍率は約3.3

<共学校(2月1日受験)倍率が高いTOP5校>
①目黒日本大学中学校2科算数理科2月1日午後 定員5名:出願150名:倍率30.0
②聖徳学園中学・高等学校適性検査2月1日午前 定員20名:出願387名:倍率19.4
③三田国際科学学園中学校2月1日午後 定員15名:出願285名:倍率19.0
④日本工業大学駒場中学校2月1日午後 定員30名:出願562名:倍率18.7
⑤広尾学園小石川中学校2月1日午後 定員20名:出願352名:倍率17.6

*倍率が10倍以上の学校は、24ありました。
*共学校の平均倍率は約5.4


東京にはたくさんの私立中学校があり、選択肢も多い状況です。
その中で、保護者・生徒が
どんな中学高校生活を送ってほしいのか・送りたいのか、
どんな受験方法を選ぶのか、
しっかり見極めて学校選びをする必要があります。
公立中学校と違い各校に明確な強みがある学校が多いため、生徒の性格や得意なことを分析しましょう。
「この中学校で学びたい!」と思えた生徒が、1番強いです。

志望校が決まったら、志望校に合わせた対策を進めていきましょう。
過去問題を分析し、出題傾向を捉え、たくさん演習をして、合格を掴み取りましょう!

英才個別学院尾山台校では、1人1人に合った対策で授業を進めます。
中学受験をするか迷っている段階でも構いません。
お気軽にお問い合わせください。

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