こんにちは!英才個別学院住吉校、室長の坂本です!
学年末試験まであと一か月ほどとなりました。
そろそろ試験を意識し始めるのに早くはないタイミングです。
そこで日々の勉強の進め方に関してのアドバイスです。
「ワークの正答率はいいのにテストでは点がとれない。」
こういった経験ございませんか?
ワークの部分に、ご家庭で使っている問題集、塾の教材を当てはめても同じです。
この経験は保護者目線でよくある事です。
この本質的な原因は、一言でいうと演習量不足です。
塾に通われている方はよく耳にする言葉ではないでしょうか。
では、勉強してるのに演習量不足になる原因をお話します。
ずばり勉強の仕方に問題があります。
家庭学習において正答率が高い場合、確認しなければならない事があります
それは、
①時間を計って解いたか
②何も見ないで解いたか
の2点です。
①に関して
点数がとれそうで取れなかったお子さんはよく時間が足りなかったといいます。
テストは限られた時間で与えられた問題ができるかを確認するものです。
だから制限時間に関する対策も必要です。
1分で解かないといけない計算問題に2分使ってしまったせいで、
最後の思考力の問題を考える時間がないとかよくある話です。
これは確実に準備不足です。
勉強をする際は、適切な時間で解けたかの確認が必要です。
まずは制限時間を計るのではなく、
その問題を解くのに何分時間がかかったのかを知る事から始めましょう。
②に関して
これは保護者の方からすると一番の盲点です。
僕も授業中生徒が解いているのを見て、確認する部分はこの点です。
問題を解く際に類似した問題の例文を見ながら解いている、
問題を解く際に教科書を見ながら解いている、
これらは別に悪いことではないですが、それで理解した気になってしまうのが問題です。
いざテストになってみると、解き方を忘れるといった事態になります。
そもそも忘れたというより、覚えてなかったって事です。
①と②のテストの点数に努力が反映されない要因をつぶすためには
極論自分で自分をテストするしかないです。
限られた時間で、何も見ないで解けるかどうかの確認をする。
そう思うと意外と正しいアウトプットできていなかったのではないでしょうか。
つまり、まだまだ伸びしろはあります。
普段の勉強で、
①時間を計って解く
②何も見ないで解く(何かを見た場合は何も見ないで解けるようになるまで解く)
この2点を意識するだけ点数は変わると思います。
一言で演習量不足といった理由は、
①制限時間内で解けるまでアウトプットできていない
②何も見ないで解けるまでアウトプットできていない
からです。
ワーク、問題集を2周3周するのはこの目的です。
1周目は時間無制限、何かを見ながらでも解く。
2周目は時間制限の中で、何も見ないで解く。
何かを見て解いた問題はすべて✖という認識がいいと思います。
学年末試験頑張りましょう!