2022.06.26 | 2022年過去ブログ
計算問題だからといって自分で勉強できるとは限りません
こんにちは!英才個別学院住吉校、室長の坂本です!
いきなりですが、、、
「 6.28×2.3+9.42×1.8 」
みなさんこの問題を何秒でとけますか?
(小学生の計算のくふうの問題です)
この問題、ひっ算なしで解けた方、優秀です!
算数、数学は気づくか気づかないか。
気づくっていう所に思考力の要素があるって思います。
それでは、答え合わせ。
6.28×2.3+9.42+1.8
=3.14×2×2.3+3.14×3×1.8
=3.14×4.6+3.14×5.4
=3.14×(4.6+5.4)
=3.14×10
=31.4
これが正解です。
6.28と9.42という数字を見て3.14の倍数と気づく。
ここに気づければあとは楽勝な問題でした。
この3.14の倍数という点に気づけるか、気づけないか。
気づきは日々の学習量が影響します。
いっぱい円周率の計算をしてきたお子さんは、
6.28や9.42という数字を見て3.14の倍数って気づきます。
つまり、気づきっていうのは日々の努力の結果って事です。
計算問題だからといって軽視してはいけません。
計算のくふうって思考力の一つと思います。
思考力問題が苦手なお子さんの多くは計算のくふうが苦手です。
計算問題は数字の分解と結合なのでパズルみたいなものです。
計算のルールをうまく使って効率よく計算をするわけです。
計算問題をなめてはいけません。
よく計算問題を処理作業としか見てない方は、
自分で勉強できると思いがちです。
間違った方法で計算していたら、
仮に答えがあったとしても意味ないのに。
計算問題は答えを出すまでのプロセスが大事です。
ケアレスミスをよくする子はミスしそうなことをやります。
逆を言えば、ミスを減らしたかったらミスしそうなことを減らせばいいのです。
そういう意味でプロセスが大事。
計算のくふうって大事。
その為の法則や公式の暗記は大事。
英才個別学院住吉校では、
途中式、計算の過程、ノートの書き方を大事にします。
無駄なひっ算もダメですし、無駄な暗算もダメです。
プロセスをしっかり確認できるのが個別指導の強みです。
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