2024.04.06 | 検定
英検 レベル
<英検>
近年は、小学生のうちから取得に向け対策している人も
多くなってきたように感じます。
実際、どの級がどのくらいのレベル設定になっているのでしょうか。
【5級】
レベル:中学初級程度(中1内容修了程度)
出題形式:筆記・リスニング
録音形式のスピーキングテスト(希望者のみ)
【4級】
レベル:中学中級程度(中2内容修了程度)
出題形式:筆記・リスニング
録音形式のスピーキングテスト(希望者のみ)
【3級】
レベル:中学卒業程度(中3内容修了程度)
出題形式:筆記・リスニング・面接
ライティング(質問に対する回答を英語で書く)
※3級から「ライティング」「面接」が加わります。
【準2級】
レベル:高校中級程度
出題形式:筆記・リスニング・面接
ライティング(質問に対する回答を英語で書く)
【2級】
レベル:高校卒業程度
出題形式:筆記・リスニング・面接
ライティング(指定されたトピックについて英語で書く)
【準1級】
レベル:大学中級程度
出題形式:筆記・リスニング・面接
ライティング(指定されたトピックについて英語で書く)
【1級】
レベル:大学上級程度
出題形式:筆記・リスニング・面接
ライティング(指定されたトピックについて英語で書く)
3級~先は「ライティング」そして「面接」の項目が増えていますね。
この「面接」は誰でも受験できるわけではなく、一次試験(筆記・リスニング)に
合格して、初めて二次試験(面接)に進むことができます。
検定取得に関して、高校入試の際は、基本的に3級~内申書に書くことができるようになり
加点にも繋がってゆきます。
例)英検3級取得→プラス1点
英検準2級取得→プラス2点
※内申書記載基準、加点基準は地域や学校によって変動有
内申点にプラスアルファできることで、受験可能校の幅が
少しでも広がってゆくのではないでしょうか。
更に、2級以上取得しておくと、来たる大学入試の際に
試験での「加点・優遇・免除」などの制度を利用することも
可能になります。(学校により基準や制度導入の有無は様々)
英検の取得を目指そうすると、別で対策をする必要があり
負担が大きいのではないかと感じることもあると思いますが・・・
中学生であれば、3年生までに扱う文法事項を着実に抜けなく学習していれば
5級・4級・3級の取得に向けて、日頃の勉強とは別で新たにすべきこと
というものはそれほどありません。
(自分の学年レベル以上の級を目指す場合はプラスで予習は必要ですが)
※ライティング・面接は要練習!
ただ!何級を受けるにせよ、「単語」の勉強はしっかりとしておく必要があります。
いくら文法が分かっていても、単語の意味が分からなければ
正しい空欄補充をすることはできません!
「入試の時に少しでも加点が増える」「少し先の学年の予習になりそう」
という意味で上の級を目指すことももちろん良いですし
「学年の終わりごとに、自分の1年間の学習定着度を確認する」「入試の時に加点があると安心」
という意味で相応の級を受検するのも良いでしょう。
いずれにしても、日頃の学習や受験準備の時間を最重要視しながら
検定試験も利用して「英語に触れる時間」を増やしてみるのも
良いのではないでしょうか。