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夏休みエンジョイ計画【後編】小学生・中学生・高校生・保護者向け 成長の夏にする実践ヒント|JUKUBOX RADIO

コラム2025.07.08

夏休みは、自由でありながら、実は1年の中で最も学力・生活力・自立心の差がつきやすい時期です。
特に子どもの発達段階によって必要なサポートはまったく異なります。

本記事では、学年別に「どんな視点で夏休みを設計すると、子どもがより良く成長できるか」をテーマに、保護者・教育関係者向けに具体的なアドバイスを整理しました。

習慣をつくる「はじめの一歩」がすべて 小学生

小学生にとって夏休みは、生活習慣・学習習慣・感情コントロールなど、「土台づくり」の時期です。

特に低学年では、“やりきる”経験がほとんどありません。そのため、
「宿題は8月末に泣きながら一気にやる」「自由研究は親の手伝いありき」になりがちです。

対策として重要なのは、「量」を見せるのではなく、「分解して見せる」こと。
たとえば、ドリル30ページを「1日3ページ・10日で完了」と最初に見える形で整理しておくと、子どもは“できそう”という感覚を持ちやすくなります。

また、「今日は算数を10分だけ」「1問でも挑戦できたらOK」など、目標のハードルは低く設定するのがコツです。

家庭で意識したいポイント:
• 早めに宿題に取り組ませる
• 宿題や学習タスクは“分解して可視化”
• 成果より「取り組む姿勢」や「挑戦した事実」を褒める
• お手伝い・料理など日常生活でも“できた”経験を積ませる



情報過多の中で“自分のペース”を取り戻す 中学生

中学生になると、部活・勉強・友人関係・スマホ・SNS…と、生活に占める情報量が一気に増加します。
同時に、「自分で管理しなければいけない」という責任も生まれます。

夏休みに意識したいのは、「立てた計画をやり抜く力」と「メンタルの整理」です。

前者は言うまでもなく、中学生になると勉強量が増え、「何から手をつければいいかわからない」となる子も多いです。
最初に「午前中は勉強/午後は自由」のような大枠だけでも決めておくだけで、迷いが減り、実行率が上がります。

一方で、SNS疲れや比較ストレスの問題は年々深刻です。
友達の勉強記録や遊びの投稿に触れることで、「自分は何をしているんだろう」と落ち込んでしまう子も珍しくありません。

その意味でも、週に1日だけでも“スマホをオフにする日”を決めて、心を整える時間を持たせることは大きな意味があります。

中3への補足:
受験生にとっての夏は、単なる「追い込み」ではなく、「志望校を現実的に確かめる」期間でもあります。
このタイミングで学校見学やオープンスクールを体験することで、「行きたい」という実感が芽生え、それが学習への原動力になります。



「なんとなく頑張る」から「戦略的に動く」へ 高校生

高校生の夏は、学年ごとに意味合いが大きく異なります。

• 高1 → まずは「高校の勉強ペース」に慣れること。基礎科目の振り返りや生活習慣の安定が大前提。
• 高2 → 進路を具体化するステージ。「なんとなく理系」「とりあえず文系」ではなく、オープンキャンパスなどを通じて「自分の関心」を実体験で掘り下げる時期。
• 高3 → 過去問や模試をこなす「実戦モード」。とはいえ、時間をかけるだけでは意味がなく、「出題傾向を見て、勉強の優先順位をつける」ことが最重要課題。

特に高3は、「夏で差がつく」という言葉が使い古されるほど大事な時期。
でも現実的には、体力やメンタルの限界も近づきます。効率と戦略が、最も問われる夏です。



手をかけすぎず、目は離さず 保護者

子どもが家にいる時間が増える夏休み。
親として「どこまで関わるべきか」に悩む人も多いのではないでしょうか。

正解は、“手は出しすぎないけど、目は離さない”こと。
学年によって、適切な距離感も変わります。

子どもへの関わり方

小学生 具体的な声かけ・スケジュールを一緒に確認
中学生 「今日の勉強どうだった?」などの適度な距離感で見守り確認する
高校生 進路の悩みには相談相手として、話を聞いてあげるスタンス
また、「叱るより、認める」ことが大切です。
結果よりも、「努力したプロセス」を見つけて声をかけてあげましょう。
たとえば、「今日は自分から机に向かったね」だけでも、十分な励ましになります。



その子に合った“ちょうどいい夏”を まとめ

夏休みの正解はひとつではありません。
誰かと比べたり、完璧を目指す必要はありません。

それでも、ちょっとした工夫やサポートで、子どもたちが「自分なりに成長できた」と感じられる夏にはできます。

最後に大切なのは、親子で「いい夏だったね」と振り返れること。
そのために、今日からできる一歩を見つけていきましょう。

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