2025.06.07 | 勉強方法
【中学国語】漢文(論語)の勉強法2
「え?結局書き下し文を覚えるの?」
ここまで説明したところで、YMさんが少し不安そうに聞いてきました。
こんにちは、幸町二中に最も近い個別指導学習塾、英才個別学院千葉みなと校です。
前回(
論語の勉強法)は、YMさんにこのように聞かれたところで終わりました。
確かに暗記のようにも見えますが、実際には何も見ずに丸暗記するわけではなく、訓点文を見ながら音読するので、難しさはそれほどありません。
実際に一緒に練習してみたところ、YMさんは5分ほどで「学びて~」の訓点文をスムーズに読めるようになりました。教科書には「学びて~」を含めて全部で4つの文が載っているので、30分ほどでどの文も読めるようになりました。
ここまでくれば、あとはワークで練習です。
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よくある問題としては、
• 読む順番を問う問題:訓読文を読んだ順番どおりに番号を振ればOK。
• 返り点を打つ問題:語順が入れ替わるところにレ点を打つだけ。
• 書き下し文を書く問題:音読したとおりに書き起こせば大丈夫。ただし、漢字とひらがなの使い分けには注意が必要です。
このように、訓点文を音読できれば大抵の問題に対応できます。
また、学校配布のワークには内容理解の問題もありましたが、教科書の現代語訳を確認しながら解けば、論語は長くも難解でもないので、問題なく解けました。
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「論語って、意外と簡単なんですね!これならテストでも〇が取れそう!」
と、YMさんは満面の笑みで帰っていきました。頑張ってね、YMさん!