2022.07.01 | 勉強法
国語力(読解力)を上げたい人へ
〜上大岡・弘明寺エリアの個別指導塾〜
こんにちは!!
英才個別学院上大岡校、室長の石澤です。
本日は、学習相談で増えてきたトピック(話題・質問)について書きます!最近、保護者様とお話していく中で必ず出てくるお悩みが、
「うちの子、読解力がなくて……読書の習慣もないんです」
というものです。
「読解力」というものは多くの方にとって永遠のテーマになっている気もします。
というわけで、その「読解力」を向上する方法を紹介いたします!
疑問①
読書をすれば読解力が上がる?
これは賛否両論ありそうですよね。
確かに、読書をすることによって文字には慣れますし、何より語彙力は高まります。
そして、自分だけでは思いつかない考え方を学んだり、知識を得ることができたり、想像力もつくという点には繋がります。
何より、読書は人生を豊かにするものだと私は思っています。
しかし、それが「読解力」に直結するかというとやや疑問です。
実際に、全く読書をしない子よりも読書の習慣がある子の方が読解力が高いというデータは存在します!
が、読書量を増やせば「読解力」が上がるかというと、実は、ある一定のラインまでいくとそこから先はゆるやかに読解力が下がっていくというデータもあるんですね。
では、どうしたら「読解力」が上がるのか……・
疑問②
問題演習量を増やす?
これも実は正解のようで不正解です。
ただただ問題演習量を増やしても「読解力」はつきません。
では、ポイントを伝授します!
問題を解いたら答え合わせをする前に自分の解答を徹底的に考え抜くことです!!
下記のような4択の選択問題があるとします。
(ア)AAA
(イ)BBB
(ウ)CCC
(エ)DDD
自分の解答は(イ)にしました。
では、なぜ自分は(イ)が正しい答えだと思ったのかを徹底的に考え抜くのです。
本文と照らし合わせてください。
また、なぜ他の選択肢は間違っていると思うのか、本文と照らし合わせた上で消去法にしましょう。
本文が何を言いたいのか、自分の解釈をしっかりと持つことが大事です。
最初は時間がかかってもいいんです。
解くことも大事ですが、本文と向き合い、自分の解釈を持つこと、そして「間違いなくこれが答えだ!」となって初めて答え合わせをしましょう。
それから、じっくりと解説を読んでみてください。
「正答である根拠、誤答である根拠を自分の中で明確にする」
この作業がとても大切です!
問題を解いてその結果に一喜一憂してもそれは読解力を上げることには全く繋がりません。
この勉強法は、国語だけでなくどの教科においても通じます。
特に、理科や社会では絶対にやった方がいいです!
はじめのうちは、この作業はとても時間を要しますが必ず力はつきます。
どうせ勉強するなら、なんとなく問題を解いて時間を使うなんてもったいない!
騙されたと思ってやってみてください!!