国語・漢文:2026年共通テスト問題分析

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国語・漢文:2026年共通テスト問題分析

2026.01.19 | 受験

国語・漢文:2026年共通テスト問題分析

国語・漢文:2026年共通テスト問題分析
練馬区中村橋の個別指導塾
英才個別学院中村橋校の佐々木です!

今年も大学入学共通テストが実施されました。
ここからは、現場で生徒の答案・感想を見てきた立場から、
2026年共通テストの問題分析をお伝えしていきます。

共通テストの漢文は毎年、配点こそ大きくはありませんが、
「取れる人が確実に取れるかどうか」で差がつく
重要なパートです。

今年の漢文は、かなり“らしい”出題だったと言えます。

① 出題形式・文章の特徴

出題形式は例年通りで、

・漢文1題
・返り点・書き下し文を前提とした読解
・設問数、構成ともに大きな変更なし


という、安定した共通テスト型でした。

文章自体も、
極端に難解な思想文ではなく、
内容をつかみやすい題材が選ばれていました。






② 今年の漢文の特徴

今年の漢文で特に感じたのは、
「句形を知っていれば、かなり読みやすい」
という点です。

・否定
・反語
・使役
・仮定


こうした基本的な句形を押さえていれば、
文章の流れを追うこと自体は難しくありません。

逆に、
句形を曖昧なままにしていると、
本文の意味が途中から分からなくなり、
設問以前で止まってしまう構成でした。





③ 例年との違いはあるか?

大きな変更点はありませんが、
今年は特に、

・句形の知識を「使わせる」設問
・文脈理解を前提とした選択肢
・なんとなくの雰囲気読みを許さない構成


だったと感じます。

つまり、
漢文を「暗記科目」として処理してきた人には厳しく、
「読解科目」として準備してきた人には取りやすい

そんな出題でした。





④ 難易度の印象

難易度としては、

例年並み〜やや易しめ

という印象です。

ただし、これは
「基本句形を一通り身につけている」
という前提があってこそ。

・句形があいまい
・書き下し文が作れない
・読み下しのルールが不安


こうした場合は、
思った以上に手こずった可能性があります。






⑤ 点が取れた人・取れなかった人の差

漢文で差がついたポイントは、かなり明確です。

・句形を見た瞬間に意味が出てくる
・書き下し文を頭の中で作れる
・選択肢を文法と意味の両面で切れる


逆に、

・返り点だけ追って内容が入ってこない
・語感で選んでしまう
・句形を「覚えたつもり」で止めている

こうした場合は、安定して点を取るのが難しかったと思います。

漢文は、
準備量がそのまま得点になる科目
という特徴が、今年もはっきり表れました。

⑥ 高2・高1生へのメッセージ
:漢文は「やらなくていい」科目もある。でも判断は慎重に

ここで、高2・高1生に向けて大切なことを一つ付け足します。

漢文はすべての受験生にとって必須の科目ではありません。

・国公立大学を受験しない
・私立大学のみの受験
・一般入試で漢文が受験科目に含まれない


こうした場合、
「漢文はやらなくていい」という選択肢が出てくるのも事実です。

ただし、ここで注意が必要です。

私立大学の中には、
・共通テスト利用入試
・共通テスト併用入試


といった方式で、
国語(現代文・古文・漢文すべてを含む)を必須としている大学・学部が存在します。

つまり、
「一般入試では漢文を使わないから大丈夫」
と思っていても、
出願方式を変えた途端に、漢文が必要になるケースがあるということです。

高2・高1の段階で大切なのは、
・将来の受験校
・受験方式
・共通テストをどう使うか


これをきちんと調べた上で、
「やらない」と判断することです。

なんとなく後回しにする
よく分からないまま触れない
という状態が、一番危険です。



漢文は、
早めに最低限の土台を作っておけば、
あとから短時間で仕上げやすい科目でもあります。

だからこそ、
「本当に必要ないかどうか」
を確認したうえで、戦略的に判断していきましょう。

今回の漢文を見る限り、
今後も共通テストでは

・基本句形の徹底
・書き下し文を作る練習
・現代語訳までつなげる意識


この3点が最優先です。

「直前にまとめて覚える」
という勉強では、対応しきれません。

逆に言えば、
早めに句形を固めておけば、短時間で安定して得点できる
それが漢文の強みです。



2026年大学入試共通テストの問題分析
英語リーディング⇒こちら
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