【室長も受験生でした】国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジした理由

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【室長も受験生でした】国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジした理由

2024.04.20 | 教室風景

【室長も受験生でした】国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジした理由

【室長も受験生でした】国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジした理由
【教育は「出口」が大事だと思うから】室長が国家資格キャリアコンサルタント資格を取ったワケ



東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院 永福校です!



去る2024年4月15日は第25回キャリアコンサルタント試験の合否発表でした。

おかげさまで合格を頂きましたので、登録を済ませた後は「国家資格キャリアコンサルタント」という肩書も名刺に印刷してもらおうと思います。



ビジネスパーソンとして一般企業で働いた後に教育業界に足を踏み入れ11年、子どもたちの学力向上や志望校合格に携わらせていただきました。



その中で、改めて教育とは「出口」が大事だと感じていました。

高校、大学を出た後に、あなたはどういった社会人生活を送りたいのか、学んだことをどう世の中に還元していきたいのか、その目的意識を持って学ぶことの重要性を伝えなければならないと感じていました。

目の前のテストや受験に集中するのはもちろん大事ですが、その結果に一喜一憂するだけではなく、もっと長い時間軸で「学習」というものを捉えてほしい、そのように考え、学校で教わる勉強が将来どう役立つのかといったことや教育の歴史、親子での受験への向き合い方などのセミナーを開催してきました。

そんな「課外授業」を繰り返すうちに、仕事や生活について語れる人がいる学習塾も面白いんじゃないかと思うようになりました。



反抗的だった青年期、「先生になるんなら5年くらい社会人経験積んでからなれよ」と教育に対して一過言持っていた私。

何のために学ぶのか、それは社会に出て困らないようにするためでしょ、でも先生たちは(ほとんど)社会人経験ないじゃん、というのが主な理由でしたが、今振り返っても聡明な青年ですね(なんてね笑)。

まさか若かりし頃の自分の言葉通り、社会人を経験してから教育業界に足を踏み入れるとは思いもしませんでした。

社会人経験から、勉強は決して受験のため「だけ」に行うものではない、自分の人格形成に重要だということを実感し、それを伝えてきたつもりです。
おかげさまでそういったテーマのセミナーは高評価を頂いておりました。


もっとこの分野で成長したい、そう思っていた時、キャリア理論を学ぶことで自身の経験だけでなくより体系的に仕事や生活について子どもたちに伝えることができるのではないか、そう思いキャリアコンサルタントという資格およびその勉強内容に着目しました。

様々な情報で「最も役に立たない国家資格」という評判も目にしましたが、それは自分の活かし方次第かなと感じチャレンジすることに。



資格試験受験のためには養成講座に通う必要があり、2023年7月より半年間毎週日曜日に約7時間半(英才の授業でいうところの5コマ!)の授業を受けに通いました。

自分が「生徒」の立場になることにより、改めて勉強の楽しさや大変さ、受験の緊張感を味わうことが出来ました。(やはり予習復習をしないと「授業」の効果は半減することを実感しました。)
講座が終了した12月後半から1月2月は例年通り日曜日も開校して受験対策、学年末テスト対策で生徒さんと向き合っていました。
年明けから3/3の試験まで週7日稼働の中での合格でしたので、勉強法や時間の使い方のアドバイスも、今後は実感を込めて伝えられるでしょう。(生徒諸君、「時間がない」なんて言わせないぞ!)
こういうことができたのも今回大きな収穫でした。
しかし、本当に多くの方にご理解とご協力を頂いて合格に至ることが出来ましたことを感謝申し上げます。

塾では公立中学生の定期テストが近づくと日曜日に開校し対策会を行っていました。

昨年はこのような状況であったため土曜日開催にさせていただきましたが、特にクレームもなく、生徒さん、保護者様に感謝いたします。

どうしても日曜開校の必要性を感じた際は講師が運営をしてくれました。

この場をお借りして皆様に感謝申し上げます。



また、図らずも「受験生」という立場を久しぶりに経験し、お預かりしている受験生の気持ちを少し実感できたつもりでおります。

やはり分かっているつもりでも、しょせんは「つもり」でした。

受験生の緊張感や不安感をもっと大事に受け止めたいと思います。



資格を取ったからといって何かが変わるわけではありません。

進路を考える際に自身の経験だけでなく理論やデータから考えることができる「視点」を手に入れた程度だと思っています。

進学や進路は多岐にわたりますので今後も研鑽を積んでまいります。





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