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計算ミスをなくす魔法(1)

2021.05.28 | 勉強方法

計算ミスをなくす魔法(1)

計算ミスをなくす魔法(1)


■今週のテーマ



計算ミスをなくす魔法(1)



 



 



今回のテーマは、「計算ミスのなくし方」です。



お子さまが算数(数学)をお勉強されていて、ちょっとした計算ミスを見て、「もったいない」「この問題は正解できたはずなのに・・・」と感じられることはありませんか?



算数において、計算ミスはつきものですが、せっかく理解している問題なのに点数に結び付かないのは、もったいないですよね。



今回は、そんな計算ミスにフォーカスしていきます。



 



まず、計算ミスをなくすためには、お子さま・保護者様が、

計算ミスを【重大なミス】と捉えることからスタートしましょう。




テストが返ってきて、

「この問題は計算ミスだったんだね、もったいなかったね、次からは気をつけようね」と

保護者様がお子さまにお伝えすると、

お子さまは「計算ミスだったんだ。もったいなかったな。次回は気をつけよう」と思ってくれると思います。




しかし、お子さまはこれで

「次回は絶対に計算ミスをしないようにしよう」「次回は確実に計算で点数が取れるようにしよう」

と思ってくれるでしょうか?




残念ながら、おそらくほとんどのお子さまは、この計算ミスが、「ちょっとしたミス」という認識で、その場では気をつけようと思っても、次のテストでは忘れてしまって、気をつけることができないと思います。




そうして、計算ミスは続き、気がつくと中学生・高校生になり、計算ミスでずっと悩むことになります。



これはとても怖いことです。



 



そのため、まずは意識から変えていくことをお勧めします。



計算ミスは、【重大なミス】です。




しかし、計算ミスは【修正可能なミス】であることも同時にお伝えさせて頂きます。



 



では、どうやって計算ミスをなくしていくのか?



いくつか方法がありますので、計算ミスをなくす、簡単な方法4つとそのやり方をご紹介します。



 



1、数字を丁寧に書く



最初のうちは計算スピードが落ちたとしても、「数字を丁寧に書く」ということからスタートです。



6と0や、7と1など、見間違いの多い数字は特に気をつけなければなりません。



 



2、ノートを半分に分ける



ノートを用意する際には、マスの大きな方眼ノートを使用しましょう。



そして、ノートを半分に区切ります。



左側が問題を書き写す欄、右側が筆算や計算の欄です。



そして、筆算でも、ちょっとした計算でも、必ず方眼ノートに合わせて計算します。



 



3、分数はノートを2段使用する



分数が出てくる中学年〜高学年のお子さまですと、ノートの1段に分母と分子を両方書いてしまうことがあります。



これは、字が小さくなるので、計算ミスに繋がりやすくなるので、分数のーが1段目と2段目の間の線にくるように2段使って計算しましょう。



 



4、途中式・筆算は省略せずに書く



よく、「ノートを綺麗に書きたいから、途中式や筆算を消す」というお子さまを目にします。



しかし、計算ミスの原因は、途中式や筆算にあることが多いです。



ですので、必ず計算した痕跡は残すようにしましょう。



 



5、姿勢を正す



一見、計算ミスと姿勢は関係ないと思われがちですが、姿勢が悪いと、脳への血流が悪くなり、脳が酸欠状態になり、集中力に欠けてしまうということが脳科学で分かっています。



姿勢を伸ばし、正しい学習姿勢で取り組みましょう。机に顔が近い生徒は視野も狭く、ミスも増えます。



 



この5ステップで、初歩的な計算ミスは改善されます。



お子さまに当てはまるご様子があれば、是非改善をしてみてください。



計算ミスが少しずつ減っていきます。



 



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■おわりに



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



次回は計算ミスをなくすために応用編になります。



次回も是非ご覧ください。



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