入試1年前の今こそやっておきたいこと
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前回は漢字の覚え方について、一例をご紹介しました。
今回は英単語の覚え方について、お話ししたいのですが、その前に、暗記ととても密接な繋がりのある、忘却曲線という人間の記憶のしくみについてご紹介します。
学習指導要領が変わり、小学生も低学年から英語に触れる機会が多くなります。
中学生と高校生は言うまでもなく、英単語の暗記は英語のテストの点数や模試の結果をあげる上で重要になってきます。
お子さまは英単語を覚える時に、どのように覚えていらっしゃいますか?
とにかく書いて覚える、見て覚える、など、やり方は様々だと思います。
しかし、中々覚えられなかったり、ただ書いただけ、見ただけになりがちだと思います。
英単語において大事なのは、「反復すること」です。
ここで間違えていけないのは、同じ単語を繰り返しやり続けることにより、
他の単語を繰り返さない!ということです。
たとえば、
テスト前、50個の単語を覚えようとして、10個ずつ、毎日完璧にする練習をしたとします。
1日目の単語を再度練習するのは、5日後ということになります。
覚えていることは出来るでしょうか?
そうです。時間の経過、これが、覚えられない原因なんです。
ではどうすればいいか。以下の二つの実験から、
最近の教育業界では、「量をもって反復する」方法が有力です。
①エビングハウスの忘却曲線と呼ばれる実験では、
人は「24時間で覚えたことの約70%」を忘れてしまったそうです。
そう、人間は忘れる生き物です。
忘れることを念頭に勉強しなくてはいけません。
cf.エビングハウス 「記憶 実験心理学への貢献」
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