現中3生の都立高校入試から、完全に男女合同選抜となります。
推薦入試も完全に男女合同選抜となりますので、お気をつけください!
昨年度、20%を男女合同とする男女別定員の緩和措置で、実際男女差が生まれていたのか確認してみましょう。
*尾山台校の生徒がよく受験する高校のみをピックアップしています。
<女子の合格者が多くなった高校>
・小山台
男子定員132 男子合格者124 / 女子定員121 女子合格者132
・三田
*
男子定員124 男子合格者100 / 女子定員113 女子合格者141
・田園調布
男子定員89 男子合格者83 / 女子定員81 女子合格者87
・駒場
男子定員132 男子合格者117 / 女子定員121 女子合格者139
・目黒
男子定員100 男子合格者91 / 女子定員91 女子合格者105
・広尾
*
男子定員81 男子合格者65 / 女子定員74 女子合格者93
・松原
男子定員99 男子合格者84 / 女子定員91 女子合格者110
・桜町
男子定員132 男子合格者112 / 女子定員121 女子合格者144
・狛江
男子定員133 男子合格者126 / 女子定員121 女子合格者132
<男子の合格者が多くなった高校>
・雪谷
男子定員116 男子合格者119 / 女子定員106 女子合格者104
・大崎
男子定員116 男子合格者132 / 女子定員106 女子合格者92
女子の合格者が増えた高校が多いですね(^^;)
女子の合格者が多くなっている背景には、やはり内申点が関係していると思います。
内申点が高ければ、当日の点数が同じでも、総合点で差が出てきてしまいます。
ですので、女子に人気の高校を受ける際は準備万端にして、入試に備える必要がありますね。
但し、
上位校になれば、内申点にほぼ差が出ないので、当日の入試で120%の力を出し切ってもらうしかありません。
その為には、模試を受け場慣れしたり、都立の入試問題の攻略を徹底する必要があります。
上記の中でも、「三田高校」「広尾高校」は今年も注意が必要です。
20%を男女合同とする男女別定員の緩和措置の時点で、男女の合格最低点の差(女子ー男子)が
三田高校:32点(1位/108校)
広尾高校:13点(6位/108校) となっていました。
今年度も女子の合格者が多くなる可能性が非常に高いです。
女子が有利というよりは、女子の方が内申点が高い傾向にありその分有利に働いたという気がします。
ですので、男子の皆さんも諦めることなく受験準備をしましょうね。
受験高校に合った対策をしっかり進め、3月の合格発表を笑顔で迎える事ができるよう、
尾山台校でも引き続き対策を進めて参ります!!!!
以下、教育委員会HPより。
公開日:令和5年(2023)9月11日
東京都教育委員会は、令和3年9月に、男女別定員を定めている都立高校(全日制普通科(単位制及びコースを除く。))の男女合同定員による入学者選抜への移行について、中学校の進路指導に与える影響が大きいこと等を考慮し、段階的・計画的に進めていくことを公表しました。
令和4年度入学者選抜では、男女別定員を定めている都立高校(109校)全校において、男女それぞれの定員の10%を男女合同とする男女別定員の緩和措置を実施し、令和5年度入学者選抜では、男女別定員を定めている都立高校(108校)全校において、20%を男女合同とする男女別定員の緩和措置を実施しました。
これらの緩和措置の実施結果を踏まえ、令和6年度入学者選抜から、男女合同選抜へ移行します。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/relief/release20230911_02.html