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テスト後の勉強の取り組み方

2023.10.05 | 教室ブログ

テスト後の勉強の取り組み方

テスト後の勉強の取り組み方


こんにちは、講師の箕浦です。主に理系科目、英語、現代文を担当しています。

続々とテストが返却され、結果に一喜一憂している方も多いのではないでしょうか。

今回は、テストの返却後、次のテストでよりよい結果を残すために、自分の勉強状況を分析し、新たな意識で授業を受ける方法を紹介したいと思います。

はじめに、私はテスト直しが大嫌いな子供でした。どうせ次のテストには出ない、今後は使わないと言い訳をし、自分のミスを認めぬまま、返却されたテストをよく確認せず、すぐにファイルに保管していました。しかし知識というのは繋がるもので、忘れた頃に『出来なかった問題』が響いてきたり、同じミスを繰り返したり、未来の自分の首を絞めることが多くありました。

そこでまず、「間違えた問題の分析」を必ず行うようにしましょう。

分析といっても何をしたら良いのかわからない方も多くいると思います。

確認すべきポイントは、

1.解答形式(記号問題か、記述式か)
2.減点要因(特に記述式の場合)
3.出題傾向(教科書に沿ったものか、板書など授業中に先生が話した内容か、発展問題か)

の三点です。

 1.解答形式について、どのタイプの問題が苦手かを理解しておくと、テストや入試前に重点的に特訓すべき問題が良くわかります。特に記述問題に関しては、記号問題よりもテスト中の負担が大きい分、事前にコツをつかめば大幅な得点アップが狙える問題です。記号問題であっても、文系科目では選択肢をよく読んでおくことや即決せず消去法を使うことなども有効だと思います。

 2.減点要因について、どのようなミスで失点したのか、しっかりと把握しましょう。たとえば数学であったら、計算ミスや写し間違え、単位のミス、問題文の読み間違えなど様々なミスが考えられます。
 実際、私も数学の問題文を最後まで読まずに、解答する値を間違えていたことが何度もありました。そもそも根本的に理解していなかった場合以外は、完答が狙えるミスです。しっかりと減点要因を分析し、次のテストに生かしましょう。

 またそもそも解き方が分からず、手を付けられなかった場合、3.出題傾向の分析の後、新たな意識で勉強に取り組むようにしましょう。

 では、3.出題傾向の分析について、自分が間違えた問題の答えが、どこから出題されたのか確認しましょう。まずやるべきことは、教科書やノート、ワークに書いてあったか確認することです。国語や英語であれば似たような問題があったかどうか、数学であれば同じ解法で解ける問題があったかどうか、社会や理科であれば、暗記すべき情報として記されていたか、一度振り返ってみてください。

 もしあれば、それはテスト前に知識を網羅できていないということです。知っていれば解ける問題、いわばサービス問題を落としてしまうのは非常にもったいないです!
 特に数学や理科の計算問題に関しては、原理さえ分かれば数字を変えただけのあらゆる問題に対応できるので、ぜひ確認を怠らず、復習してください。
 もし発展問題であった場合、基礎を理解できていない、先生の細かい説明を聞いていない、または演習不足ということになります。
 
 理系科目の発展問題は、基礎を理解していないことが大きな失点に繋がります。なぜなら、科学は噛み砕けば非常にシンプルで、すべてが基礎の延長にあるからです。何パターンもの基本の考え方を理解しておくことが非常に重要で、これは演習問題を多く解くことにも繋がります。
 一方、国語や社会、英語の発展問題は、出題された問題文をいかによく理解できているか、あるいは語彙があるかに影響されると思います。
経験上、授業中に先生がさらっと説明した部分や教科書の隅にあるような情報が出題されることも多いです。したがって、テスト後の授業の受け方を意識的にかえれば、応用問題にも少しは太刀打ちできるようになるのではないでしょうか。

長くなってしまいましたが、このようにテストの分析は、自身の勉強状況の分析や、意識の改革にも繋がります。
向き合いたくないと目をそらすのではなく、未来の自分のために、失敗を有効活用していきましょう!









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