日本人より、日本人。小泉八雲

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日本人より、日本人。小泉八雲

2023.10.10 | 室長のつぶやき

日本人より、日本人。小泉八雲

日本人より、日本人。小泉八雲
こんにちは!
個別指導塾 学習塾【英才個別学院 向ヶ丘遊園校】室長の沖です!

本日も、お勧めの読書を紹介させて頂きます!
先日、出雲駅伝盛り上がりましたねー!
強いぞ駒大!どこまでこの快進撃は続いていくのか!!…と、今日はその出雲に関する人です。

私も駅伝は好きなのですが、本日話したい人はこの人、
題名にもあります、小泉八雲先生です!!
私、個人的に大尊敬しておりまして、先生とつけてしまいました!いやー、それぐらい大尊敬です。
すいません…文学大好きで(-_-;)

ちょっと待って、小泉八雲って名前聞いたことあるけど、誰?
まず出雲関係あるの?」「どこ出身の人?

という皆様の声、聞こえます。
小泉八雲先生の事を知らないなんて……まあ、仕方ないかもしれません。
今の日本人には、彼の作品はあまりにも遠く、そしてとある場所では近すぎる作品なのです。

まず出身ですが、おおざっぱに言うと、イギリスです。
え?小泉八雲って名前だから、日本人じゃないの?
いいえ違います、父はアイルランド出身、母はギリシャ出身の、外国の方でございます。
本名は、パトリック・ラフカディオ・ハーンといいます。全然日本人じゃなーい!!

「えー!?じゃあ小泉八雲って名前は何ー!?」
実は、小泉八雲先生、色々な人生を経て、日本で英語の教師になったんです。
これまでの人生も壮大なのですが…。小泉八雲好きが爆発する前に一旦おいておきます。

そこで、小泉八雲先生は日本の文化、そして文学に触れます。
生涯のパートナーになる小泉セツさんとご結婚し、苗字を「小泉」に、
そして一時期、島根県の松江市に在住していたことから、
そこの旧国名である出雲国にかかる枕詞の「八雲立つ」から引用し、「八雲」をとったわけです。

「ちょっと待ってください、室長。なんで文学の話じゃなくて、作者の話になってるんですか?」
「読書の話を聞きたいんですけど…」

違うんです。彼の文学を理解するには、彼の人生を理解すると数百倍楽しめるのです!!
ですので、少々お付き合いくださいませ。

小泉八雲先生は、自分の元の名前を捨てるほど、日本を愛した人だったのです。
決して、祖国を捨てたわけではありません。愛した故に、書いた作品たちは日本を美しく書いております。
そんな中で、皆さんも聞いたことあるであろう物語は…「怪談」ではないでしょうか。

日本の昔ながらの怪談話を集めた本なのですが、ところどころ、小泉八雲先生の手が施され
元々バッドエンドだったものが、少しビターなエンドになっていたり、ハッピーエンドになっていたりとしています。
他の人がそんなことしたら「原作の改悪だ!」「原作者に謝れ!」などと現代なら炎上しそうですが
それがまあウケたんですよ。めちゃくちゃ高評価。
むしろ僕たちが知っている怪談話は、原作ではなく、小泉八雲先生の手によって変えられた作品になっていたりと、
日本人の常識を変えた作品と言っても過言ではないと思われます。
有名なのは「耳なし芳一」「雪女」「ろくろ首」…などでしょうか。

日本を愛したからこそ、日本の文化の良さがわかる。
それは、美しいところだけではない。美しいところを切り取った文学もある。
だが彼が愛したのは、日本人の散り際、少しゆがんだ愛、自己犠牲の精神。それすらも「美しい」と思い、彼は書き続けました。

自分の評価は、他人に聞かないと分からないそうです。
昔の日本人。僕たちの祖先は、小泉八雲という外国人にどうみられていたのでしょうか。

今、小泉八雲先生の功績は多く残されています。一番大きな功績は何だったのか。
僕は、天皇陛下という日本の象徴を残した事だと思います。

論文上、この表現が正しいとは言えないかもしれません。
けれども、今現在、昭和に引き続き、平成令和と言う言葉が残り、
今現在も天皇陛下のお元気な姿に一喜一憂できるのは、小泉八雲先生のおかげだと、私は思っております。

どういうことなのか。…ここで書き記したいのですが、お時間となりました。続きは、彼について調べてみて下さい。

私から今日言えることは、自分の評価は他人から聞くのが一番だということ。
君の長所は?短所は?勉強における、君の弱点は何?武器になることは何?
それを伝えるために、英才個別学院では無料の個別相談会を行っております。
ぜひ、生徒自身の力を、教えて頂きたいです。
そうすることによって、もしかしたら100年後には大切な歴史の1ページになっているかもしれませんね。

また、小泉八雲先生のお話しもその時できるかもしれません。
もし気になる方は、ぜひ声を掛けて下さいね!

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