こんにちは!
英才個別学院 踊場校 室長の船田です。
昨年度の高校受験も終わり、
新・中学3年生も「今年は受験かぁ」と
考えるタイミングもも増えてくることでしょう。
今はまだ受験校選びに、考える時間・悩む時間が取れますが、
年度の後半になるとどうしても
結局『受かるのはどこか』
で高校を選んでしまいがちです。
まだ時間はあります。
受験に向けて準備する時間は大いにあります。
だからこそ早めに考え、動いていければ理想的です。
今回は高校受験での志望校選びのポイントを
いくつかご紹介していきます。
これから志望校を選んでいくという方は
是非参考にしてみてください。
①雰囲気はどうか?
文武両道を目指すのか、受験重視なのか、
志望校選びにおいて、学校の雰囲気は
非常に重要な部分です。
実際に通うにあたって、
自分が目指している高校生活の方向と
雰囲気が合っているかどうかを
確認しておくといいですね。
高校の雰囲気を知るには、オープンスクールでの
見学などを通じて知ることができますが
近年はネットでの事前予約が必要であったりするところも多いので、
各自で学校のHPを確認しておくことが必要です。
②公立にするか・私立にするか?
私立にする場合は内申がかなり重要です。
学校によっては2年生の成績を使うところもありますし、
3年生の2学期の成績のみを使うところもあります。
(場合によっては3年生の1学期でも可のところもあります)
特に私立の場合は
宗教的なものが加わってきたり、
中学と高校が繋がっているところや
大学の付属である場合などは、
他学年との交流も盛んであったりするため、
学校の雰囲気がかなり学校によって差が出てきます。
料金的な面でも私立と公立では大きな違いがあるため、
事前にご家族でしっかり話し合っておく必要があります。
③偏差値
塾などで受ける偏差値を元に高校選びをすることも
重要なポイントです。
学校での成績だけが高校選びの基準になるわけではありません。
模試の結果を侮ってはいけません。
かなり精度が高いものも多いです。
ただし次の模試までにどのように挽回するかによって、
次の結果も変わってきますので、
単発的な結果だけでなく、複数期間・複数回受験したものを
私はいつも参考にしています。
④進学実績
公立高校の場合は多くの生徒さんが
塾や予備校に通いながら大学受験を目指しているので
学校の進学実績がすべて、というわけではないかもしれませんが、
概ねの傾向が見えてきますので参考にしてみるといいでしょう。
とりわけ、指定校推薦での大学進学を希望している場合は
どのような大学からの推薦が多いのかは事前に確認しておくべきでしょう。
将来進学したい大学や学部学科が明確なのであれば、
必ず参考にするようにしてください。
⑤部活動
高校で部活動を頑張りたいという生徒さんは
事前に部活動をチェックしておくことも必要です。
県大会・全国大会を目指すような強豪チームなのか
そうでないのかによって、部活動も雰囲気がかなり変わってきます。
私立高校の場合は、
中学校時代の部活動の実力で、
推薦がもらえたりする場合もありますので、
そういった場合は設備なども併せて確認しておくべきでしょう。
⑥通学時間・利便性
通学時間はかなり重要です。それによって起床時間が変わりますし、
部活動後などの帰宅時間も変わります。
その時間によって公共交通機関の混雑具合も変わってきます。
3年間、雨の日や風邪の日があっても通い続けることを考えると
とても重要です。
無理なく通えるか、実際の時間で試してみることがあってもいいでしょう。
「友達が行くからいっしょに」というような安易な考えで
自分の進路を決めてしまわないように気を付けましょう。
高校に行けばまた新しい人間関係も構築されます。
その場の流れやノリで
「じゃあいっしょのところにしよう」という決め方は
ぜったいにやめた方がいいです。
ネットでのうわさや書き込みだけを鵜呑みにすることも
注意が必要です。
ああいうものは全員が書き込んでいるわけではありません。
大概の場合、不平不満のある人が
書き込むことが多く、
好意的な意見を持っている人は書き込んでいない場合もあります。
情報が古かったり主観的であったりすることもありますので
自分の目でしっかり見て、
確認することが大切です。
見てもいない、行ってもいない、
調べてもいない高校に進学して後悔しないよう、
事前の下調べはきちんと済ませておくことが多いでしょう。
踊場校では
そういったことも含めて決めつけのない進路面談を心がけています。
ぜひ進路のことでお迷いになった場合は
お気軽にご相談ください。