模擬試験やテストって何のために受けるのだろう?
現在の力の確認、集団での立ち位置の確認、試験慣れ・・・いろいろありますが
基本的には「本番で良い点数を取るためのツール」と考えています
勉強してるのに点数が上がりにくい・・・とこぼす人は多いです
特に社会、どこまで暗記すればよいかわからない・・・キツイ・・・と
これは正解のようで正解ではないとおもいます
範囲が広いから暗記に時間がかかってイヤというのは、正解ではなく
「どこが分かっていて、どこが分かっていないか」判断 ←これが勉強のキモ
出来ていないから結果範囲が広くなってキツクなる、のです。
小学生でいえば、覚えていない県が3県だけなのに毎回47都道府県を書いているイメージ
7の段だけ出来ないのに、いんいちが1!からやっているのと同じです。
わかっていない所、覚えていない所を把握して覚える、それが「勉強」です
テスト範囲をやみくもに覚えようとするのは「勉強」というより「作業」ですね
なので疲れる割に点数に反映されない
模試で間違えたところは、「全く分からない、知らない問題」をのぞけば
「出来ると思っていたけど迷った問題」
「思い出せそうだけど思い出せなかった問題」
つまり勉強して土台が出来ていたけど、点数に結びつかなかった
ちょっと確認して正確にするだけで点数が伸びる、おいしい箇所なのです
だから、他の何よりも優先してやるべき場所!
高校受験レベルでは極論言ってしまえば
見た瞬間に「わかる」「わからない」の2択になる状態がベストです
「わかりそうだけど・・・」「思い出せそうだけど・・・」な問題を無くしていく
その繰り返しです。
そのための模試です、いっぱい受けて、どんどん間違ってください
毎回、間違ったところだけまとめて完璧にする
「自分が間違えた問題ノート」は究極の自分専用参考書です
テストの度に見返せばさらに効果倍増・・・
友達同士で見せ合えば、さらに効果倍増の倍増・・・
一定時期で更新し続ければ、さらに効果倍増の・・・・・・・
勉強が「上手」な人とは、「結果」を出すことを真剣に考えることが出来る人
そして実行に移せる人です。
基礎さえ出来てしまえば、効率的なやり方はいっぱいあります
基礎を作るまでは、頑張りましょうとしか言えませんが・・・
来週からは毎回おなじみの模試の振り返りを行います
絶対に受けっぱなしにはしない様に!